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水族館だより

入館者50万人を達成!

2012.01.15 カテゴリー:生きものダイアリー

掲載時期を逸した感はありますが、お伝えすべき重大ニュースがあります!実は、1月6日(金)、宮島水族館が平成23年8月1日にグランドオープンして、わずか5か月足らずで入館者50万人を達成しました!!

これまでご来館いただきました多くの方々に、スタッフ一同、心より感謝申し上げます。今後ともますます宮島水族館をご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。(ご挨拶が遅くなり申し訳ありません。)

さて、この記念すべき50万人目になられたのは、広島市東区にお住いの反岡佐千代さんで、お子さんの直規さん、知里さん、哲哉さんのご家族4人でのご来館でした。

さっそく、来館者50万人達成記念セレモニーが行われ、反岡さんに認定証、記念品(カメのぬいぐるみ)、8月のオープンに一日名誉館長を務めたタレントのさかなクン直筆のイラスト色紙をプレゼントしました。

カメラに囲まれての記念撮影、インタビューで少し硬い表情の反岡さんご家族でしたが、とてもいい想い出の一日(記念)になったのではないでしょうか!

認定証贈呈                                                       来館50万人目の認定証が塚本館長から反岡さんに手渡されました。

ペンギンも一緒に記念撮影                  ペンギンや着ぐるみと一緒に記念撮影!!やっと反岡さんご家族の緊張した表情がほぐれてきたような気がします。

取材インタビュー                   テレビ、新聞などの記者、カメラマンに囲まれ、50万人目の喜びを語っていただきました。


反岡さんおめでとうございます。これからも宮島水族館をご愛顧いただき、また、ご来館いただける日をお待ちしております。

 スタッフ Y



宮島歴史民俗資料館企画展示「平清盛館」がオープン!!

2012.01.14 カテゴリー:水族館のお仕事

2012年NHK大河ドラマ「平清盛」放映に合わせ、宮島に「平清盛館」、呉に「瀬戸ドラマ館」が1月14日オープンしました。
宮島と呉はともに、ドラマの舞台であり、平清盛ゆかりの地なのです。

平清盛館は厳島神社出口から宮島水族館に向かう途中の歴史民俗資料館内にあります。平清盛館にお越しの節は、歩いて5分足らずの近くにあります宮島水族館に、是非、お立ち寄りくださいね。

それでは、平清盛館をご紹介します。平清盛館外観
平清盛館の表の様子です。夕暮れ時なので人通りが少ないですが、朝早くからかなり賑わっていました。

館内入口
ここが清盛館の入口です。館内は、カメラ・ビデオなどでの撮影はできません。

館内撮影ポイント
清盛館唯一の撮影ポイント!平清盛(松山ケンイチ)との記念撮影はいかがですか…


 スタッフ Y



職人技をみがいています

2012.01.10 カテゴリー:生きものダイアリー

以前、宮島水族館が独自の基準で行っている飼育員の「潜水試験」や水槽に潜って掃除をする様子などを
ご紹介しましたが、今回は、掃除道具などについてご紹介しましょう。

掃除をするのは、皆さんにいつでもきれいな水槽を見ていただきたい、ということももちろんありますが、
エサの食べ残しなどが底などにたまってしまうと衛生的にも良くないし、魚たちの健康に影響してしまうので、それを防ぐためでもあるんです。

水槽は大きさがいろいろですが、「ゆったり水槽」などの大きい水槽は潜って掃除をします。
アクリルの部分は傷がつかないように、やわらかいスポンジで磨いたり、岩はブラシでこすったり。
中でも水中でアクリル面をきれいにしながら移動するのは大変なんですが、そんなときは吸盤を使います。片手に吸盤を持って体を固定し、もう片方の手でスポンジできれいにきれいに。

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バックヤードの小さな水槽は、箱めがねをのぞきながら隅々まできれいに 

ところで、バックヤード側の水槽のそばには、それぞれ掃除道具をセットしています。道具は水槽ごとに分けて使っているのですが、これは病気の感染を防ぐため。

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水槽ごとに設置されたモップ

ちなみに、掃除道具は水族館専用というのはないので、既製品の道具を自分たちで使いやすいように改造しながら、いろいろ試しています。
たとえば、砂の中のゴミなどを吸い込んでいく掃除機のような道具があるのですが、吸い込み口が狭いと底の砂もいっしょに吸ってしまうので、吸い込み口に、半分に切った大型のペットボトルをセットして、汚れ以外のものを吸わないようにしています。これは結構、ヒット作でした。

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ペットボトルを再利用した宮島水族館オリジナル掃除道具

どんな掃除道具が使いやすいかは、実際に掃除をしている人が一番分かっているので、オリジナルの道具づくりも、潜水する飼育員の仕事なんですよ。

そこのけそこのけ、サメ様が通る(ツマグロ)

2012.01.05 カテゴリー:えとSETOら

サメはその風貌や映画「ジョーズ」のイメージが強いせいか、凶暴な生き物で、人をも襲う怖い魚、と思っている人も多いのでは? 
でも、そういうサメはごくわずかで、ほとんどの種類は大人しいんですよ。

ここ、宮島水族館では何種類かのサメを飼育しているんですが、その中に「ツマグロ」というサメがいます。
「ツマ」は「端」という意味もあって、尾レや背ビレの先が黒いので、そんな名前が付いたようです。英名はブラックチップ。
余談ですが宮島水族館には、ネムリブカというサメもいて、こちらはツマグロとは逆に尾ヒレや背ビレの端が白。英名はなんとホワイトチップ! 
宮島水族館では白黒がそろっているんです。

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いつも表層を泳いでいるツマグロ

さて話を戻して、そのツマグロですが、いかにも「これがサメだ!」という顔と姿をしていて、特に顔は強面。
いつもゆったり水槽の中を、シャープな動きで他の魚たちの間をすり抜けながら、いばりまくって泳ぎ回っています。
そんな様子を見ながら「それにしても残念だねぇ」といつも思うのは、ツマグロの体の大きさ。
実はいま現在、体長たったの40cmほどで、群れで泳ぐマアジと大きさがあまり変わりません。成長しても、せいぜい1.5mくらいですから、小ぶりのサメなんです。

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いばって泳いでいても、人と比べるとこの大きさ

どんなに怖い顔で偉そうに泳ぎ回ったところで、もっと体の大きな魚はたくさんいるし、実際、他の魚は知らんぷりして泳いでいて、水槽の中は平和そのもの。
気の毒ですが、ツマグロがゆったり水槽で覇権を握る日は、訪れそうにもありません。




お正月企画展“ドラゴン宮島”好評開催中!!

2012.01.02 カテゴリー:えとSETOら

宮島水族館「みやじマリン」お正月企画展“ドラゴン宮島”が1月1日から開始しました。

2012年の干支である「辰」をテーマに、『ドラゴンの世界!』、『宮島龍伝説!』、『ドラゴン危機一髪!』の3部構成で展示し、ここでしか見られない宮島ならではの企画展です。

初日から多くの方に来館いただき、たいへん賑わっています。この企画展は1月31日まで行われますので、ぜひご来館くださいませ。(宮島水族館入館券でご覧いただけます。)

スタッフ Y


干支展風景1
あけましておめでとうございます。本年もご愛顧のほどよろしくお願いします。

干支展風景2
いろいろな種類のタツノオコシゴが!!日本では"龍の落とし子"と呼ばれていますが英語圏では馬面の顔から"シーホース(海の馬)"と呼ばれているそうです。

干支展風景3
なんで水族館にこんなものが???「辰」にまつわる絵本やおもちゃ(怪獣?)がたくさんあるんですねえ・・・



干支展でおめでとう!!

2012.01.01 カテゴリー:えとSETOら

あけましておめでとうございます。

旧年中は、8月のオープン以降、大変多くのお客様にご来館いただき、心より感謝申し上げます。

本年も、皆様に愛される水族館づくりに努めてまいりますので、昨年同様ご愛顧くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

さて、今年の干支は、「辰」です。

この干支にちなんだ生きものなどを展示した「干支展 宮島ドラゴン!」を本日、1月1日より31日まで開催します。

宮島水族館 新春特別展をぜひご覧ください。

Mr.K

玄関注連飾り
≪立派な注連縄、実は、佐伯地域にお住まいの方からいただいたものなんです!ありがとうございます。m(_ _)m≫

鏡餅
≪館内もお正月ムード♪≫

干支展
≪1月1日から始まる干支展です☆詳細は来てのお楽しみです



年末なのに年始のような賑わい!!

2011.12.31 カテゴリー:水族館のお仕事

設備点検のため12月26日から休館していましたが、本日12月31日(大晦日)から営業を開始しました。

朝(9時)から開館をまだかまだかと待ち望む多くの来館者の列ができました。

大晦日に営業することは初めてなので、どれだけの来館者に来ていただけるか不安でしたが、予想以上の賑わいでうれしい限りです。!(^^)!

今年中は大変多くの皆さまにご愛顧いただき本当にありがとうございました。

明日から新年を迎えますが、また新たな気持ちで皆さまをお迎えいたします。皆さまのご来館を心からお待ち申し上げます。

スタッフ Y

朝から列が
朝から長蛇の列ができました。1月3日まで先着500名様にオリジナルカレンダーをプレゼントします。

干支展の準備
明日から干支展が始まります。今日中に仕上げま〜す。ご期待あれ!!

カキ水槽2階から
カキ水槽の2階部分。のぞいてごらん海上からカキの様子を!!

カキ水槽1階から
カキ水槽の1階部分。カキいかだに吊るされたカキに興味津々!!

アシカライブ賑わい
午後からのアシカライブの風景。賑わいが戻ってきました。

アシカライブ参加型
宮島水族館のアシカライブはお客様が飼育トレーナーのように参加体験できるのです。

アシカライブ新バージョン1  アシカライブ新バージョン2
アシカライブの新バージョン登場。大河ドラマ「平 清盛」にちなんだアシカライブをご堪能ください。


小魚を飲み込む謎のカーペット(ヒラメ)

2011.12.28 カテゴリー:えとSETOら

民話「浦島太郎」に登場する竜宮城では、タイやヒラメが舞い踊りで太郎をもてなす場面があります。
そのヒラメ、宮島水族館のゆったり水槽にいるんですが、どこにいるのかわからない方もいらっしゃると思います。
実は昼間は、だいたい砂の中に潜って、じっとしています。ぱっと見は分からないのですが、底をよく見てください。
すると、目だけ動かしているのが見えます。ウソみたいな話ですが、ときどき、目が合うこともあるんですから!

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砂に潜って、目だけキョロキョロ


開館している時間帯は、大人しく砂に潜っていることが多いのですが、朝早い時間や夕方には水槽の上の方でアグレッシブに泳いでいることがあります。
その姿は、まるで「空飛ぶじゅうたん」というか「空飛ぶざぶとん」です。これが太郎が見たヒラメの舞い踊りかなあ、と思いながら、観察しています。

ところで、昼間のヒラメは砂に潜って眠っているわけじゃないんです。エサがくるのをひたすら待っているハンターなんです。エサは小魚。
獲物が近づくと、砂をぶわっと舞い上げ、一瞬にしてエサをさらいます。釣りをする方ならご存知だと思いますが、ヒラメを狙うときはその習性を利用し、ルアーを砂地近くに走らせて、ヒットするのを待ちます。
ヒラメは砂と同じような保護色をしていますから、砂が小魚を飲み込むように見えるのですが、その正体はヒラメ。まさにマジックカーペットです。

極端な2つの姿を1日で見ることができたら、すごくラッキーですよ。



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泳ぎつかれると、こんなところで休んだりしています。



サンタクロースがやってきた

2011.12.23 カテゴリー:生きものダイアリー

もうすぐクリスマスですね。サンタさんも忙しい季節となりました。
宮島水族館では、サンタクロースがプレゼントの餌を配るため「いやしの水槽」にやってきました。

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さっそく、プレセントに我先にと群がる魚たち。
サンタさんに聞いたところ、1000匹以上の魚に平等に餌を配るのは大変骨の折れることだそうです。


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この光景は、25日までの1日1回お昼の12:00から見ることができますよ。

皆さんのところにもサンタさんが訪れますように。

スタッフ  O

本日9時から「コツメカワウソのあかちゃん一般公開」を取材して頂きました。

テレビ局4社がカメラを向けて、あかちゃんが現れるシャッターチャンスを心待ちにすること約1時間。麻袋の中で育てられているあかちゃんを両親が表に連れてきました。

最初は、あかちゃんを口にくわえて巣小屋に移動させると思いきや、また麻袋に入れてみたりといろんなしぐさをしていました。どう見ても遊んでいるように見えてしまうのですが、両親とも初めての子育てで奮闘しているのでしょう。

今まで、なかなか間近であかちゃんを見ることができなかったのですが、今日に限って、展示水槽の手前に置いている箱の中に、あかちゃんを連れてきてくれたので、ここぞとばかりの最高の映像が撮れました。

これからはもっともっと間近にお目見えできることでしょう。

グランドオープンして約4か月、初めてのあかちゃんのお披露目となりますが、これからもどんどんいろんな‘あかちゃん’が生まれるとうれしいですね!!


スタッフ Y

カワウソ取材撮影1

カワウソ取材撮影2

カワウソ取材撮影3







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