2012.08.27 カテゴリー:えとSETOら
夏休みも残りわずかとなりましたが、いかがお過ごしでしょうか?この夏休み期間中、連日多くのお客様にご来館いただき誠にありがとうございます。
さて、本日、8月27日(月)に、テレビの取材収録で有名なタレントさんが宮島水族館へお越しいただき、館内は大賑わいでした。
ご覧になられた方は超ラッキーでしたね♪
では、その取材収録の様子と番組名、出演者、放映日時などをご紹介しましょう。
局名、番組名 TSSテレビ新広島「わがまま!気まま!旅気分」
出演者 松村 邦洋さん、おかもと まりさん
放映エリア及び日時 BSフジ 9/22(土)11:00〜11:55
tssテレビ新広島 9/22(土)12:00〜12:55
岡山放送 9/29(土)13:00〜13:55
山陰中央テレビ 9/29(土)15:00〜15:55
愛媛放送 9/29(土)14:00〜14:55
高知さんさんテレビ 10/7(日)16:30〜17:25
トドの迫力あるパフォーマンスに二人から思わず拍手!!
宮島水族館で一番大きな水槽「ゆったり水槽」の前の撮影風景。松村さんは、どうも「エイ」のおなかが気になっている様子です。
お次は、アシカライブでの一コマ。アシカに輪を投げるイベントに参加した、おかもとさん。
さあ、観客席の上段からの挑戦です。うまく、受け取ってもらえたかな・・・
2012.08.27 カテゴリー:生きものダイアリー
大好評を頂いている宮島水族館のTVCM。
お客さまが「まるごと、まるごとぉ〜♪」とオリジナルソングを歌って頂いている姿をお見かけすると、とてもありがたく、そして嬉しく思います。
そこで今回は撮影のメイキング写真と一緒に撮影エピソードをこっそりお知らせしちゃいます。
2012年7月某日、2日間に渡って2012年度新TVCMの撮影が行われました。
『ますますまるごと!瀬戸内海まるごと水族館』をキーワードにした新CMでは、お客さまを表舞台でお迎えするスタッフはもちろんのこと、陰で水族館を支えるスタッフも一同に会し、総勢50名ものスタッフが出演するという大掛かりな撮影が行われました。
CMの企画が決まるとその絵コンテ(CMのシナリオを絵で表現したもの)に沿って出演するキャストを決めるのですが、これがなんとオーディション!
オーディションでは、オリジナルソングとして制作した「まるごと、まるごとぉ〜♪」ソングをその場で聞いてすぐに歌ってくださいとの要求が!しかも監督から「あなたの思うまるごとを体で表現してくださ〜い」とややむちゃぶりなお願いも!
急にパフォーマンスを求められたオーディション参加者たちでしたが、でもそこは、サービス精神に溢れ、常日頃からホスピタリティを大切にしている我が宮島水族館スタッフ、役者が揃ってます。
各々が個性豊かなまるごとパフォーマンスを披露し、監督他撮影スタッフからも称賛の声があがりました。(オーディション風景をお見せできないのが残念。。。)
圧巻はライブプールを囲んでまるごとの環をつくる重要なシーン。限られた時間での撮影でしたがみんなの息もぴったり、CMでの映像は数秒ですがスケール感のあるシーンが撮れました。
【タイマイくんの必死の抵抗むなしく・・・】
ヤダ!ヤダ!ここから出してぇ〜!どうして僕はCMに出られないの?ボク、人気者なのに〜〜っ!
真相は・・・
実はゆったり水槽でダイバー2人が演技をしていると、一緒に遊んでほしいのか、口でダイバーの頭をコツン、コツンとノックするため演技に集中できないからでした。おかげで出演したスタッフは水中での難しい演技も集中力で難なくこなし、無事に撮り終えることができました。本人はというと、CMに出られないのが不満なのか最後までバタバタしてました。ごめんね、タイマイくん。
【バックヤードでの撮影シーン】
給餌シーンに挑んでいるのは飼育スタッフのK。NGなしの監督も納得の演技でした。
CM撮影も出演者、監督、カメラマン、プロデューサーとチームワークが大事なんですね。
【Wで名演技!?】
最後は素敵な笑顔でキメてくれた飼育スタッフのH。
最初は緊張で笑顔も堅かったのですが、さてCMでは?
今回ばかりは脇役に見えるペンギンも中々の演技を披露してくれてますよ。
その笑顔と名演技は実際のCM映像で確認してみてくださいね。
【受付シーン撮影は笑の渦】
お客さまを最初にお迎えするのが受付スタッフ。撮影は閉館後に照明機材を入れて行われました。緊張という言葉とは無縁の3人、笑いすぎてまさかのNG。
でもさすが接客のプロ、笑顔が輝いてます。
【蔵出し映像】
オーディションでマンボーダンスを披露し見事出演の座を射止めたスタッフY。
本番の撮影で監督からマンボーダンスのキュー(cue)出しに見事な演技で応えていました。
オンエアはされていませんが、現場の撮影スタッフにも大ウケでした。
実際の撮影シーン映像を特別にどうぞ!
CMをご担当頂いた監督よりメッセージ(撮影後記)
忙しい飼育員さん達の休憩時間を削って歌の練習をお願いしたり、普段なかなか入る事の出来ないバックヤードでの撮影を敢行したり。
お魚や海獣たちも含めての素晴らしい協力体制の下、本当に楽しく水族館を「まるごと」撮影させていただきました。
歌っている後ろでプロ顔負けのダンスを披露する飼育員さんや、必死でポージングするフンボルトペンギン(着ぐるみ)などなど、アドリブ満載で観る度に違った楽しさを発見できるCMに仕上がっています。
まるごとソングと一緒にぜひお楽しみください。
小林雅仁
以下、オンエアされたCMカット集をご覧ください。
2012.08.21 カテゴリー:生きものダイアリー
夏休みも残りわずか。
みなさん、楽しい思い出はできているでしょうか?
さて今日はみなさんに水族館の恋の情報をお知らせしたいと思います。
僕が誰か分かるかな?
ヨネタローです!
大分マリーンパレス水族館「うみたまご」から宮島水族館にやって来て
もうすぐ半年が経ちます。
すっかりここでの環境にも慣れ、毎日いっぱいのお魚を食べています。
さあそんなヨネタローに恋の季節到来!!
お相手は・・・・・
コマチちゃんです!
この舌を出した姿が何とも言えない可愛らしさ。
こんなに可愛い顔をしているけど実は小悪魔なコマチ。
ヨネタローはこんなコマチちゃんがとっても大好きなんです!!!
ずっと側に寄り添っていたいぐらいの大好きさ。
ですが・・・・・
実はコマチちゃんはそんなにヨネタローのことが好きではありません。
ヨネタローがコマチの側に行くと「あっち行って。」とばかりに追いやられ、
何かと2頭の間には微妙な距離がありました。
ところが!!!!!
もう離さない、って感じです
見てください、このヨネタローの幸せそうな顔。
離れていた距離がいつのまにかこんなにも縮まっていました。
私たち飼育員も一安心です。
ぜひみなさんもヨネタローの恋が実ることを祈っておいてください。
STAFF I
2012.08.20 カテゴリー:えとSETOら
イベント講師である東京造形大学の山際康之教授に準備して頂いた『海に住む生きものたちが直面する環境問題についてのクレイアニメーション』に対して、子どもたちが『どのように海洋汚染を解決するのか!』をクレイアニメーションを作成して発表しました。
※海に住む生きものたちが直面する環境問題についてのクレイアニメーション「大好きな海のおはなし(フルバージョン)」はこちらからご覧ください。
1日目 8月4日(土)の作品
『山際教授のコメント』ちんあなごがゴミを集めるお話しはとてもおもしろ発想ですね。1つ1つのキャラクターがとてもかわいらしく楽しさが伝わってきます。
『山際教授のコメント』どのキャラクターもしっかりと形をとらえていてとても良い出来ですね。ゴミをすてないようにと手紙をわたされた人は、さぞや反省したでしょうね。
『山際教授のコメント』UFOの登場により、海から宇宙までの世界観が広がったお話しでとても良かったと思います。一生懸命つくったキャラクターも素敵ですね。
『山際教授のコメント』キャラクターを少しづつ動かしたのでとてもなめらかできれいな映像になっています。また、手や尾などの動きも活きていて細部までこだわった成果だと思います。
『山際教授のコメント』小さなお魚から大きなカジキマグロまで登場して、ち密さとダイナミックさをかねそなえた作品です。みんなで協力して作成した姿がよく見えますね。
『山際教授のコメント』トドをはじめ、それぞれのキャラクターの完成度が高いですね。ゴミ箱まで登場した海のレンジャーが解決するお話しがもおもしろいです。
2日目 8月5日(日)の作品
『山際教授のコメント』キャラクターのお魚だけでなく背景の海草など細かい部分までていねいに作成されていますね。ウツボをはじめそれぞれの色のバランスが良いですね。
『山際教授のコメント』キャラクターの出来とともに映像がなめらかで、とてもていねいに作成されています。将来、海のゴミをきれいにするスーパーマシーンが本当に実現されるかもしれませんね。
『山際教授のコメント』人間がすてたゴミにおこって海の生き物たちが怪獣に変身して逆襲するというお話しが、とてもユニークで楽しかったです。キャラクターにも表情がありますね。
『山際教授のコメント』キャラクターたちがカキいかだにのって登場するシーンがとてもかわいいですね。ひとつひとつのキャラクターの動きがとても表現された作品に仕上がっています。
『山際教授のコメント』キャラクターに表情があり、お話しがとてもよく伝わってきます。色もきれいです。竹くしを使ったカキいかだのアイディアは水族館でよく観察した成果ですね。
『山際教授のコメント』ゴミをすてた人たちが自らきれいにするお話しがとても良いです。キャラクターの動きがとても楽しそうです。チームワークがとても良かったですね。
2012.08.19 カテゴリー:えとSETOら
以前、ナルトビエイ対策の竹の杭に,付着していたフジツボを
紹介しましたが,フジツボの体は,どのようになっているのでしょうか。
外観は、貝みたいですね
フジツボの体は殻板に囲まれ,軟体部は外套膜に覆われています。
空気中に干いでた時や外敵に襲われた時には,ぴっちりと2対4枚の蓋板をして
乾燥や敵から体を守ります。
大阪湾のフジツボ(山西1991)より
蓋板を開けて6対の蔓脚(まんきゃく)で餌となるプランクトンを摂ります。
フジツボは雌雄同体で,精巣も卵巣も両方を兼ね備えています。
図では,受精卵がみられます。
館長
2012.08.11 カテゴリー:生きものダイアリー
毎日、暑い日が続いていますね。
今日は気持ちだけでも涼しくなろうと、ペンギンプールをのぞいてみたら、
ペンギンたちのなかに、すごく暑苦しい姿をしたペンギンがいました。
なんだか着ぶくれしてるみたいです
なぜこんな姿をしているかと言うと、この時期に「換羽」と言って
古い羽が新しい羽に生え変わる時期がやって来ます。
換羽には、エネルギーがたくさん必要なので、たくさん餌を食べて
エネルギーを蓄えた結果こんな姿になっています。
ですがこの換羽が終えると...
ピカピカです。涼しげです。
どうですか!こんなにキレイな姿になります。
同じフンボルトペンギンですよ
換羽を終えたキレイな姿と、換羽途中のこんな姿のペンギンを、
同時も見られるのも、この時期だけ!!
ぜひ見に来て下さい。
STAFF I
2012.08.07 カテゴリー:生きものダイアリー
クラゲというと、ゆったり、まったり、プカプカ…というイメージがあると思います。
ところが、例外もあるのです。
それが、今回紹介する「ビゼンクラゲ」。何年か前に、大発生して話題になった、
「エチゼンクラゲ」の仲間です。
大きさも、40〜50cmと見応えもあります。
このクラゲ、とっても元気に動き回ります。
どのくらい動くかは、下の動画をご覧ください。
アグレッシブ!
一般的なクラゲのイメージをくつがえす「ビゼンクラゲ」、この機会に、ぜひご覧ください。
STAFF A
「ありがとう!まるごと1周年」宮島水族館スタッフ・リレーメッセージ (5)
2012.08.06 カテゴリー:生きものダイアリー
《環境衛生維持保全担当》高田 友彦
私たちの仕事は、水族館を訪れる人たちに快適に、安心・安全に過ごしていただく環境づくりです。例えば、館内を常に美しく清潔に保つための清掃や、適温を維持する空調の調整、消防設備の点検などを毎日行っています。水槽の外側のアクリル面は閉館後、一斉に磨くのをご存知ですか? これが一番大変な作業なんです。でも、お客様に心置きなく生き物たちを見ていただきたいので、スタッフ全員で頑張っています。
また、トイレットペーパーなど館内備品の調達や補充も行っていますが、入館者数によって毎日違うので、その辺りの予想も慣れない間は難しかったです。さらに、施設管理の仕事と重なる部分もあるのですが、例えば設備が故障してしまったら、専門技術者に修理をお願いしたり、定期点検をしていただいたりする手配をするのも私たちの仕事です。
宮島水族館のグランドオープンから1年が経ちましたが、振り返ってみると、毎日が本当にめまぐるしく過ぎて行ったような感じです。私たちはお客様に直接関わることはありませんが、ピカピカに磨かれた水槽のアクリルを見て、私たちの存在を知っていただけると嬉しいですね。
「ありがとう!まるごと1周年」宮島水族館スタッフ・リレーメッセージ (4)
2012.08.02 カテゴリー:水族館のお仕事
《施設管理担当》三本 亜樹
水族館には水槽を健全に維持するためのポンプやボイラー、ろ過装置などさまざまな設備機器がありますが、施設管理は水槽の温度や水質など、水族館の生き物たちが暮らす環境を24時間365日監視し、不具合があれば瞬時に対応するのが主な仕事です。温度や水質は飼育員さんからの指示で設定するのですが、季節によっても設定は変わっていきます。一応、管理室に設置しているパソコンで数値を設定できるようになっていますが、設定通りにならないこともあります。そんなときは、すぐ現場へ。例えば、温度を下げたいのに上がってしまったときは、バックヤードの流水バルブを回して、マニュアルで調整。また、設備に何かトラブルが発生したときは、管理室に警報が鳴るシステムになっているので、現場に急行して対応します。宮島水族館独自のシステムとして、もし私たちスタッフが管理室にいなかったとしても、携帯電話のアラームでどこにいても知らせるようになっているんです。生き物が相手ですから、とにかくスピーディーな対応が求められます。
また、設備を動かすための部品は何十万とあります。それぞれの部品には「くせ」があり、その調整は何度かやってみないとなかなかつかめません。また、新品の部品でも、時間が経って劣化が始まると、また調整は微妙に違ってくるわけです。
宮島水族館は昨年のグランドオープンから1年。ようやく、水族館内の設備が把握できてきたように思います。私たち施設管理のスタッフは、表に出る仕事ではないのですが、水族館の生き物たちが快適に暮らせるよう、また、生き物たちの元気な姿を見ていただくために、縁の下の力持ち的な役割で、宮島水族館を支えていきたいと思っています。
2012.08.01 カテゴリー:水族館のお仕事
宮島水族館は8月1日で無事にリニューアルオープン一周年を迎えました。
本当に多くのお客様と一緒にお祝いが出来て、スタッフ一同嬉しく思っています。
今回アシカライブをご覧になる事ができた方はラッキー!!
なぜなら1日限定の特別バージョンだったからです。
お客様が観覧席最上段から投げた輪を、見事にキャッチ!
スピード感あふれるジャンプ!
最後は大ジャンプ!
この日の為にアシカもスタッフも限られた時間の中で頑張ってきました。
でも、皆さんの笑顔を見て頑張って良かったと改めて感じました。
一周年で満足するのではなく、10年、20年と皆様方と楽しい思い出を
一緒に作って行きたいと思っています。
また、日々成長し続けている動物たちに逢いに来て下さいね。
本日遊びに来て下さった皆様、ありがとうございました。
今後も動物達と一緒に色々な事に挑戦して頑張っていきます。
今後もよろしくお願い致します。
STAFF I