2013.08.11 カテゴリー:水族館のお仕事
今日、8月11日は、「宮島水中花火大会」でした。
花火が始まる前には、水族館にもたくさんのお客様に来館していただきました。
水族館沖、数百メートルで、打ち上げられます
「こんなにきれいな花火がすぐそばで見られるなんて、うらやましい」
と思われるかもしれませんが、私が花火の間、何をしていたかというと・・・
スナメリ出産プールの監視をしていました
スナメリ・ニコの赤ちゃんにとっては、初めての花火大会です。音と光と振動が
すごいですから、驚いて事故につながる可能性があります。
不測の事態に備えて、プールを監視していました。
ちなみに、花火が上がっている最中は、少し泳ぎが速くなっていましたが、
思ったよりも落ちついていたので、ホッとしました。
また、スナメリ母仔に限らず、アシカや、トド、アザラシなども見廻りました。
みんな、すこしそわそわしていましたが、花火が終わった後は、
すぐに落ち着きを取戻して寝てしまいました。
STAFF A
2013.08.07 カテゴリー:えとSETOら
暑い日が続いておりますがみなさんお元気ですか?
きっと涼を求めて水族館に来られる方も多いかと思います・・・
来ていただけますよね??(笑)
さて、8月1日で宮島水族館はリニューアルして2周年を迎えました。
それにのっかり私たち飼育員の制服もリニューアルしたんです!
それがこちら!
向かって右側が新しい制服です
涼しげなブルーのポロシャツ!これで皆様も視覚から涼しさを感じていただけるはず♪
バックプリントは・・・動物たちがある形をつくっています
これが何かわかりますか〜?ヒントは宮島を代表するお土産!
正解は嚴島神社やもみじ饅頭に並ぶ宮島の代表格、宮島杓子です!
夏も後半!衣替えをして心機一転!ここからも動物達と一緒に、
暑さに負けずに頑張りますよ〜!!
STAFF Y
2013.08.04 カテゴリー:生きものダイアリー
子供たちの人気者、カブトムシ。
大人の方も、きっと子供のころは夢中になったことがあると
思います。
2階里山コーナーでは、現在カブトムシを展示しています。
宮島水族館がある、廿日市市の田園風景をモデルにした水槽です
この展示の見所は、幼虫・サナギ・成虫の成長段階を、同時に展示している
ことです。
まずは幼虫です
次はサナギ
最後は成虫。同時展示は、なかなか難しいんですよ(担当者談)
飼育担当者の労作、ぜひご覧ください。
STAFF A
2013.08.04 カテゴリー:生きものダイアリー
宮島水族館は、ベビーラッシュを迎え可愛い赤ちゃんたちが誕生し、
ますますにぎやかになってきています。
そんな中、今年のベビーラッシュに気をとられ昨年誕生した仲間たちも忘れてはいけません。
今回紹介するのは、昨年の4月26日に誕生したコツメカワウソのイツキ君です。
身体は、みるみる大きくなり、今ではこんなに大きくなりました。
最近では、土日・祝日のみ行われる「カワウソプレイタイム」にも出られるようになりました。
イツキ君がもっとお客様にも馴れてもらう為に館内散歩も時々行なっています。
いつもは桶に乗って散歩に行くのですが、最近のマイブームは飼育員の制服の中に入ることです。
らくちん、らくちん♪♪
見かけた際は、ぜひお写真を撮って下さいね
一応、甘噛みですが、結構痛いです
手や物などを出すと驚いて噛み付くので絶対にしないで下さい
STAFF I
2013.08.02 カテゴリー:えとSETOら
宮島水族館は8月1日に、おかげさまでグランドオープンより2周年を迎えました。
この日はバースデースペシャルイベントとして、10時から記念のセレモニーがあり、4月18日に生まれたゴマフアザラシの赤ちゃんの命名式や、1日こども館長の委嘱式を行いました。
記念の1日の様子を写真でご報告いたします!
ゴマフアザラシの赤ちゃんの名前は、「フウ」に決定しました!
名付け親の椋田夏葵(むくだ なつき)さんに、認定証と記念品が授与されました。
続いて、1日子ども館長の委嘱式です。
1日こども館長の宮郷良太くん(みやざと りょうた)くん、京極清華(きょうごく さやか)さんには、いろいろな体験をしてもらいます!
セレモニーの後、塚本博一館長と名付け親の夏葵さんには、レクチャールームにて報道関係の方々から囲み取材を受けていただきました。
取材の後は、ひれあしプールに移動し、1日館長の良太くん、清華さんも一緒に、ゴマフアザラシの「フウ」ちゃんと対面しました。
夏葵さんのフウちゃんにさわった感想は・・・「ざらざらしていた」そうです!
1日子ども館長さん、次は1階のペンギンプールでの餌やり体験です。
ペンギンふれあいタイムでのタッチ後の消毒係もやってもらいました。
お昼ごはんは、みやじマリンキッチンのメニューです!
昼食後は、バックヤードを見学しました。
ここは、展示水槽の裏側です。良太くんも清華さんも、飼育員の説明に興味津々です。
最後は、館長室で記念撮影。 1日お疲れ様でした〜。
名付け親の椋田夏葵さん、一日子ども館長の宮郷良太君、京極清華さん、ありがとうございました!
そして、皆さまにも厚くお礼申し上げます。
宮島水族館では、ただいまセカンドアニバーサリーフェスタを開催中です!まだまだ楽しいイベントをご用意しておりますので、ぜひこの夏は遊びに来てくださいね!
今後とも、宮島水族館をご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。
2013.07.18 カテゴリー:生きものダイアリー
いよいよ本格的な夏の暑さがやってきました。
毎日日焼け止めを塗っていますが、そんなことを関係なく私の肌をジリジリと焦がします。
さあそんな暑い中、大人の階段を昇った子がいます。
アンディです!!!
グランドオープン後、初めてふ化したペンギンです。
一昨年に産まれたアンディは今年初めての換羽を迎えます。
換羽とは古い羽が新しい羽に生えかわることです。
この初めての換羽を迎えることでアンディは大人になるのです。
隣にいるペンギンと模様が全然違いますよね。
今の姿をちょっとだけみなさんにもお見せします。
以前の顔と比べると明らかに変わりましたよね。
ぜひ大人になったアンディの姿を見に来てくださいね。
STAFF I
2013.07.07 カテゴリー:生きものダイアリー
まだ夏休み前だというのが信じられないくらい、暑い日が続きますね。
そんな中でも、いつも元気な”おばあちゃん”が宮島水族館にいます。
それがこちら!
カリフォルニアアシカのアイです。今年で27歳になります
飼育されているカリフォルニアアシカの寿命は30年から35年くらいといわれているので、
もう立派なおばあちゃんアシカです。
現在はアシカライブに出演していませんが、土日限定で行っているイベントの
「アシカと写真撮影」で、皆さんの前に登場して一緒に記念撮影をすることもあります。
その他にも、時々飼育員とともにライブプールに登場して、のんびりと日光浴をする姿を見られるかもしれません。
もしアイと水族館の中で出会ったときは「長生きしてね!」と声をかけてあげてください。
STAFF H
2013.07.03 カテゴリー:えとSETOら
広島県デスティネーションキャンペーンの一環として、6月30日JR宮島口駅にて、あなご駅長の任命式が行われました。
なぜアナゴが駅長に?宮島といえば名物「あなごめし」が有名ですよね。アナゴは、宮島と縁の深い魚なんですよ。
あなご駅長の愛称は「ぬるっち」。後ろで覗いているのは駅員です。
あなご駅長の任務は宮島を訪れる世界中の方々に「愛」と「癒し」そして「笑顔」をご提供することです。さっそく、あなご駅長は、翌日7月1日から宮島水族館での勤務となり、カキいかだ水槽の近くでみなさんをお迎えしています。どうぞみなさん、あなご駅長の「ぬるっち」に会いに来てくださいね。
「ぬるっち」のプロフィール
本名:マアナゴ(体の模様が、はかりの目盛に見えるので「ハカリメ」とも呼ばれる)出身:大野浦周辺
年齢:推定3才
したいこと:穴があったら入りたい
2013.07.01 カテゴリー:水族館のお仕事
宮島水族館にはアシカライブが有り、お客様にも大人気なのです。
私は今年入社したばっかりの新人でアシカをやった事が無かったのですが、
ついに先日アシカライブにデビューしました。
見るのも、勉強のうちです
毎日先輩方のトレーニングを見たり、
アドバイスを頂いたりしながら練習を重ねてきました。
アシカと息を合わせることで、良いパフォーマンスをお見せできます
しかし、初めてのライブは緊張してしまい、アシカの「マイコ」と
うまく息を合わせることが出来ませんでした・・・
先輩のフォローやお客さまの声援がとても暖かく励みとなり、
なんとか無事に終わる事ができましたが、
これからマイコと共に練習をし、アシカの魅力を伝えていけるよう努力していきます。
STAFF A
2013.06.14 カテゴリー:えとSETOら
子育て中のペンギンのお話3回目は、雛が孵化してから成長するまでについてです。
雛は42日で孵化(ふか)します。雛が卵の中からくちばしで殻を突きはじめると(はし打ちといいます)、親も殻の外側から突いて、出てくる手助けをします。左がお母さん。右がお父さん。 子育て中です。
孵化したばかりの雛の重さは約90グラムです。茶色の産毛におおわれ、高い声でピーピーと鳴きます。
雛は、親鳥の口の中に直接頭を突っ込んで、親鳥が食べて半分消化したものを、餌としてもらいます。
おなかすいたよ〜!ごはんちょうだいよ〜!
孵化して2か月程度で、茶色だった産毛が抜け始め、大人の羽に換わってきます。早いものであれば、このぐらいの時期に巣小屋から出てきます。
2か月すると親とほぼ同じ大きさになりますが、顔の周りと胸の前の模様が違います(黒い羽根がまだ生えてません)。
向かって左がこの春に生まれた雛です! すっかり大きくなりました。
右の成鳥と顔周りの模様が違います。わかるかな?
ペンギンの羽は毎年7月から8月に生え換わる(換羽といいます)ので、孵化した翌年の換羽の時期までは、このままの模様です。
右のペンギンは 換羽が始まって、ちょっとボサボサ。換羽の証、黒い地肌も見えてます。
メスに比べオスのほうが体が大きく、くちばしが太いという特徴がありますが、雄雌の違いは、換羽を終え一人前のフンボルトペンギンにならないとわかりません。
すっかり成長した雛を見に、皆さん、宮島水族館に遊びに来てくださいね!