2017.01.25 カテゴリー:生きものダイアリー
スナメリのコハル親子を一般公開して1か月がたちました。
赤ちゃんもすっかり新しい環境に慣れて、ガラス越しに
寄ってきてくれるようになりました。
見つめ合う、1人と1頭。お互いに興味津々です。
さて、先日、「水槽清掃」を行いました。赤ちゃんにとっては、初めての体験です。
床面のコケを、潜水して清掃します。
お母さんと一緒なら、見慣れないダイバーも怖くありません。
きれいになりました。
清掃中、ほとんど怖がる様子は見られませんでした。なかなか頼もしい赤ちゃんです。
日々成長する赤ちゃんを、ぜひ見に来てください。
また、赤ちゃんの名前募集も、2/28(火)まで行っています。
https://www.miyajima-aqua.jp/info/oshirase/post-270858.html#p1170
2017.01.20 カテゴリー:生きものダイアリー
1/15(日)は、宮島もたくさんの雪が降りました。
かなり冷え込みましたが、そんな寒さをものともしない、
つわものがいます。
ゴマフアザラシです。
アザラシは、快適そうですが、飼育係は・・・・・・です。
誰もいない、裏庭デッキを縦横無尽に転げまわって、雪を堪能していました。
2017.01.06 カテゴリー:生きものダイアリー
先日来館されたお客様から、「HAPPYなフグがいる!」との
メールをいただきました。
さっそく、水族館スタッフが探してみたところ・・・・・・
発見しました。一見普通の「クサフグ」ですが・・・・・・
体側の黒い点が、ハート形になっています。
ちなみに、これが普通のクサフグ。
お正月にふさわしい、おめでたい発見でした。
このクサフグは、入館して最初の水槽、「宮島の干潟」で展示しています。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、来館された際は探してみてください。
もしかしたら、「福」がおとずれるかも?
2017.01.01 カテゴリー:生きものダイアリー
新年、あけましておめでとうございます。
今年も、宮島水族館をご愛顧いただきますよう、
よろしくお願い申し上げます。
さて、今年初めての「水族館だより」ですが、
まずはスナメリの赤ちゃんについてお伝えしたいと思います。
昨年12月22日から、赤ちゃんの一般公開を開始しましたが、
当初は慣れない水槽、母親以外のスナメリ等、初めての環境にとまどっていた
様子が見られました。
しかし、移動から10日もたつと、ずいぶんと慣れてきたようです。
上が赤ちゃん、下がP1です
最近では、お母さんのコハルから離れて、お祖母ちゃんのP1と一緒に
泳ぐことが増えてきました。少しずつですが、お母さん以外のスナメリとも
仲良くなっているようです。
なんだかたくましく見えます
少しずつですが、成長している赤ちゃん。
そのうち、お姉ちゃんのイチゴみたいに、ガラス面に近寄ってきて
遊んでくれるのを期待しています。
また、赤ちゃんの名前募集も、引き続き行っています。
https://www.miyajima-aqua.jp/info/oshirase/post-270858.html#p1170
来館された際は、ぜひ名前を応募してくださいね。
2016.12.23 カテゴリー:水族館のお仕事
昨日から一般公開している、スナメリのコハル親子ですが、
新しい環境にも慣れてきたようで、くつろいでいるような様子も
見られました。
画像は、本日のほほえましい一コマです。
また、館内では赤ちゃんの名前募集も行っていますので、
来館された際は、ぜひご応募ください。
https://www.miyajima-aqua.jp/info/oshirase/post-270858.html#p1170
2016.12.22 カテゴリー:生きものダイアリー
今年の3月23日に誕生した、スナメリの赤ちゃん。
母親の「コハル」と一緒に、出産専用施設で暮らしていましたが、
本日コハルと一緒に展示水槽へ移動し、一般公開を行いました。
上から赤ちゃん、コハル、P1。「スナメリ3世代そろい踏み」です
展示水槽には、赤ちゃんの祖母にあたるP1や異母姉のイチゴが暮らしており、
母親のコハルしか知らない赤ちゃんにとっては、慣れない環境に
驚いた様子でした。
しかし、約2時間ほどで赤ちゃんの泳ぎも安定し、コハルと寄り添って泳ぐようになりました。
まだP1、イチゴとは距離感がありますが、そのうちみんなで仲良く泳ぐようになると思います。
水槽を移動しても、母子のきずなは変わりません。
2016.12.18 カテゴリー:生きものダイアリー
宮島水族館のシンボルマークにもなっているスナメリ。
お客様から、個体の見分けがつかないという声をいただきます。
たしかに、一見するとみんな白っぽい体色で、大きさも
極端に違わないので、見分けが付きにくいかもしれません。
でも、顔つきは個体によって結構違うんですよ。
これは、オスの「ゴウ」です。小顔ですね。
こちらはメスの「コハル」。丸顔です。
そして、今年の春、2頭の間に生まれた赤ちゃんです。
お父さんとお母さん、どっち似でしょうか?
赤ちゃんの公開はもうちょっと先ですが、公開されたらぜひ見比べて
見てくださいね。
2016.12.16 カテゴリー:水族館のお仕事
今日は冷えましたねぇ。カキのおいしい季節がやってまいりました。ということで本日、当館おなじみの「カキいかだ水槽」に吊るされているカキ(垂下連)の入れ替え作業を行ったのでその様子を紹介します。
船のクレーンで新しく展示するカキを水揚げします。船に積み込んだら水族館近くの桟橋にGO!
桟橋に到着しました。垂下連の長さは約10m。5mの長さに切リ分けてトラックに積み込みます。
水族館の裏口から、またまたクレーンを使って搬入します。
展示水槽まで3人がかりで運びます。
展示水槽のいかだに上がって垂下連を吊り下げる作業。いかだは浮いているだけなので、やや不安定ですが大人が4人乗っても大丈夫。
1階では、垂下連の高さを揃えるために無線機を使い「そこでストップ!いや、30㎝上げて!」など指示を出します。
ということで、お客様には大変ご迷惑をおかけしました。おかげさまで、より自然なカキの様子を展示することができました。
こちらが、リフレッシュしたカキの展示です。海中の森のようですね。ぜひ皆さん、クリスマスツリーだけじゃなく、カキツリー(カキ吊り)も見に来てくださいね。
2016.12.07 カテゴリー:生きものダイアリー
1996年に嚴島神社と弥山原生林が「世界文化遺産」に登録されて、今年で20周年を迎えました。
今日は、大鳥居の前で「20」の人文字を作る記念イベントが行われ、約200人の参加があったそうです。
古くから宮島には神が宿る島として有名ですが、宮島水族館にも神さまがすんでいるのをご存知でしょうか?
その名は、「山の神」。
こちらは、「シマヒメヤマノカミ」という名のオコゼやカサゴの仲間で、背びれに強い毒をもつ魚です。ヤマノカミという名前の由来は、オコゼの干物を「山の神」にお供え物として奉げた風習があった事によります。
ということで‥‥神様ではないのですが、とても愛嬌のある顔で皆様をお持ちしていますのでぜひ会いに来てくださいね。2Fの小水槽にいるので探してみてください。
別名「ヤマノカミ」のオニオコゼです。縁起の良い黄金色の彼にも会いに来てね。シマヒメヤマノカミの近くの水槽にいますよ。
2016.11.17 カテゴリー:えとSETOら
秋も深まり、宮島の紅葉も色づきを増しているこの頃。
水族館周辺でも鮮やかな色合いを魅せてくれていますが、
実は、水族館にも「モミジ」がいるのです。
それが、この「モミジガイ」。
「紅葉+貝」という名前ですが、ご覧のとおりヒトデの仲間です。...
この週末は宮島で、山と海の紅葉をご覧になってはいかがでしょうか。
ちょうど赤ちゃんの掌と同じくらいの大きさです
紅葉も見頃です。