2017.05.25 カテゴリー:生きものダイアリー
平成29年5月24日、スナメリのイチゴが鳥羽水族館へ出発しました。
イチゴは、父親のゴウと母親のニコの間に、平成25年5月15日に宮島水族館で誕生し、先日、4歳の誕生日を迎えました。スナメリは4歳頃から繁殖が可能になるため、鳥羽水族館へお嫁に行くことになったのです。
スナメリは、全国の水族館で21頭しか飼育されていないため、スナメリを飼育している水族館では、共同で繁殖に取り組んでいます。父親のゴウは、平成24年3月22日に鳥羽水族館からやってきました。
イチゴは、好奇心旺盛な性格で、ガラス越しに来館者の方と遊ぶのが大好きなため、一緒に遊んでいただいた方も大勢いらっしゃると思います。
少しさびしいですが、鳥羽水族館でも人気者になってくれると思います。
またいつの日か、イチゴの子供が宮島水族館にやってくるといいですね。
イチゴちゃん、元気でね!
2017.05.21 カテゴリー:えとSETOら
去る4月23日(日)と5月13日(土)に干潟の観察会を開催しました。両日あわせて59名の参加者の皆様、大変お疲れ様でした!晴天に恵まれ、初夏のさわやかな風に吹かれながらの干潟の観察は、思い出深いものになったことと思います。参加者の皆さんはどんな生きものと出会えたのでしょうか。ダイジェストでお伝えします。
グループごとに生きものを観察します。(5/13 赤グループさん)
おおっつ!何か見つけた!!(4/23)
岩場では、カメノテやヒザラガイを見つけましたよ。干潟の観察会では、宮島水族館教育ボランティアの方々が干潟の生きものを解説しています。干潟が大好きな教育ボランティアのお話しは大変おもしろいんです。緑ベストに水色帽子が目印です。
アオガイを指に付けて「ハイ、ポーズ」(4/23)
大きなマテガイでしょっ!!!(5/13)
マテガイ、ピース(5/13)
アナジャコもいたよ!(4/23)
マテガイゲット!か~ち、か~ち、かっちかち(4/23)
皆さん楽しい1日になったでしょうか。これを機会に身近な干潟の生きものをもっと好きになっていただければ嬉しいです。
2017.05.13 カテゴリー:えとSETOら
4月28日(金)、宮島水族館開業50周年記念事業の一環として、年間パスポート会員様限定・
プレミアムフライデーイベント「みやじマリンクラブ」を開催しました。
この企画では、水族館の生きものたちについて、展示水槽の前で飼育担当者が解説を行います。
第1回のテーマは「スナメリの赤ちゃん」でした。飼育担当者が、このイベントでしか聞けない、
内緒の話をさせていただきました。
展示水槽前での解説終了後は、宮島水族館オリジナル缶バッジ作りが体験できる
ワークショップを行いました。
缶バッジ作成には少し力がいるので、小さなお子様は、保護者の方に手伝ってもらいながら、
バッジ作りを楽しんでいました。
お父さんと一緒に、よいしょっと。
可愛いバッジが完成!!
様々な色・デザインを選んで組み合わせます。
「みやじマリンクラブ」は、毎月最終金曜日(プレミアムフライデー)に開催します。
次回は、5月26日(金)16:00から、「ヤイトハタってなに?」として、宮島水族館最大の
水槽「いやしの海」の主、ヤイトハタと、そこで暮らす約70種類 1,200尾の魚たちに関する
お話をします。
年間パスポート会員様限定のイベントです!この機会にぜひご加入ください。
年間スケージュールなど、詳しくは公式ホームページをご確認ください。
2017.05.02 カテゴリー:生きものダイアリー
大人気のカワウソと握手ができるイベント、「カワウソふれあいタイム」も
2年目を迎えました。
いつもはイツキが頑張っているこのイベントに、実は最近、新入りが増えました。
みなさん、カワウソ人気に火を付けたドヤ顔カワウソを覚えていますか?
あのドヤ顔カワウソことウルトがついに握手活動デビュー!!
ついにイベントの仲間入りを果たしたウルト。
まだまだ人前に出てくるのは、緊張気味なよう。
一生懸命手を伸ばす姿が、たまらなく可愛いですよ。
みなさんの手を「キュー」と鳴きながら、ギュッと握ってきます。
初めて会う人も、愛嬌たっぷりなウルトのファンになること間違いなし!!
ぜひウルトに会いに来てくださいね。
イベントに参加ご希望の方は、以下のことにご注意ください。
このイベントは16:30から土日祝限定(定員20名)で行っています。
予約制になっておりますので、15:00からふれあい広場で配布する予約カードを持って、
会場に来てください。
また、動物の体調に考慮して行いますので、イツキとウルトのどちらが登場するかは、
当日のお楽しみとなります。
Staff:T
2017.04.28 カテゴリー:生きものダイアリー
群れをつくる魚と聞いて思い浮かぶのはイワシでしょうか。小さな魚たちは、外敵から身を守る手段として群れをつくるといわれています。単独でいるよりも群れでいる方が敵が的を絞りにくいため捕まる可能性が低いこと、集団で泳ぐと水の抵抗が弱まり速く泳ぐことができる、集団の方が餌を見つけやすい、などなど群れになることは生きる上で利点が多いようです。
さてこの度、いやしの海コーナーの大型水槽において、新たに「マサバ」の群れを展示しました。その数約5,000匹の大群で宮島水族館リニューアル以降最大級の魚群展示になりました。大きな群れの球は、まるで一つの生きもののように形を変え、大きな魚が近づくと2つに割れてはまた元の群れに戻り、野性味あふれる姿を見せてくれます。ぜひ、ダイナミックなサバ・トルネードを見に来てくださいね。
群れ姿その1
群れ姿その2
サバ・トルネード!!
2017.04.02 カテゴリー:生きものダイアリー
本日、宮島水族館スナメリ水槽前において、昨年3月23日に生まれた、赤ちゃんスナメリ(性別:メス)の名前を発表する「スナメリ命名式」を開催しました。
平成28年12月22日から平成29年2月28日まで行った「赤ちゃんスナメリ名前募集」には、全国から3,388通の応募をいただきました。名前を応募していただいた皆様には、この場をお借りして、御礼申し上げます。
赤ちゃんの名前は、応募いただいた中から水族館職員で構成する「スナメリ命名委員会」が選考した結果、「チハル」に決定しました。なお、「チハル」と応募された方は15名いらっしゃったので、抽選の結果、広島市中区の佐々木 遼太さん(10歳)に名付け親となっていただきました。
「チハル」の名付け理由は、「母親のコハルにちなんで」ということです。
佐々木遼太さんには、ご家族で命名式に出席していただき、名付け親認定証と記念品をお渡ししました。
また、入賞には「ヒカリ」と「アカリ」を選出し「ヒカリ」を応募された8名の中から、抽選で宮内 佳奈子さん(福岡県粕屋郡)を、「アカリ」を応募された9名のなかから、抽選で津田 玲子さん(広島市中区)を、それぞれ入賞者として決定しました。
祖母のP1・母親のコハル、そして孫のチハルがそろい、ますますにぎやかになった宮島水族館のスナメリ水槽を、ぜひ見に来てくださいね。
「チハル」です。よろしくね!
2017.03.31 カテゴリー:生きものダイアリー
只今、深海生物を紹介する企画展「深海魚ッチ(しんかいウォッチ)ver.3.0」を好評開催中です。
水深200mを超える深海にすむ生物は、過酷な環境に順応した特異な姿が神秘的ですね。
この企画展の目玉は、深海生物を見るだけでなく、なんと触ることができちゃうんです。
「グソクタッチ」では、ダンゴムシの仲間のオオグソクムシを触ることができます。背中は「具足」と名がつくように鎧(よろい)のように硬い甲でおおわれています。さあ、触ってみましょう。
オオグソクムシとふれあいしていただいたお客様からは、「きもちわるい~い」「かわいい~」「おなかやわらかっ」などの感想がありました。
他にも、「サケガシラ」も触れちゃいます。春休みはぜひ宮島水族館にきて深海生物とふれあって思い出づくりしてくださいね。
お待ちしてま~す。
2017.03.29 カテゴリー:生きものダイアリー
「生きもののからだと暮らし」コーナーにBIGなミズダコが仲間入りしました。ミズダコは、タコの仲間では最も大きく成長し、カニや魚、貝などを大きな吸盤でつかまえてムシャムシャ食べる大食漢。新入りさんの体重は約20kgもあり、胴体は写真のとおり人の頭より大きいんです。
ちょっとわかりにくいかな。
吸盤と500円玉を比べてみました。
ぜひ、実際に見ていただきミズダコの超絶特大の迫力を感じてくださいね。
2017.03.23 カテゴリー:生きものダイアリー
本日、3月23日は、赤ちゃんスナメリの誕生日です。
1年前、出産プールで産まれたときは、やや小柄な体格で、元気に育つか心配していましたが、
お母さんのコハルからたっぷりの愛情とミルクをもらって順調に成長し、今日の日を迎えることが出来ました。
とっても元気です
赤ちゃんが成長するとともに、個性も出てきました。赤ちゃんは、ガラス面に積極的に寄ってきて、
人とコミュニケーションを取ることが大好きな、物怖じしないタイプのようです。
コハルは、少し怖がりですから、性格的にはあまり似ていませんね。
ただし、体型的には、お母さんに似てぽっちゃりタイプなようです。
なかなか立派な体型です
さて、以前ホームページでもお知らせいたしましたが、平成28年12月22日から
平成29年2月28日まで、赤ちゃんの名前募集を行い、3,388通のご応募をいただきました。
この度、4月2日(日)に、宮島水族館で「赤ちゃんスナメリ命名式」を開催し、
決定した名前を発表することになりました!
どんな名前になるか、楽しみにしていてください。
2017.02.05 カテゴリー:生きものダイアリー
昨年12月から、一般公開しているスナメリの赤ちゃん。
最近は、ガラス越しにお客様と遊ぶのに夢中です。
興味深々。
お母さんのコハルや、お姉ちゃんのイチゴも、ガラス越しに寄ってきますが、
すぐに飽きてしまうのか、気が向いたときにしか遊んでくれません。
しかし、赤ちゃんは好奇心旺盛で、よく寄ってきてくれるので、
スナメリと遊べる確率は、以前よりも高くなったと思います。
いっしょに遊んでね。
なお、激しく動いたり、ガラスを叩くような行動は、スナメリが
驚きますので、控えていただきますようお願いします。
2月号の「みやじマリンTV」では、スナメリ赤ちゃんとの遊び方を紹介していますので、
参考にしてみてください。
https://www.miyajima-aqua.jp/marine/index.html
赤ちゃん名前募集も、2月末まで行っています。
https://www.miyajima-aqua.jp/info/oshirase/post-270858.html#p1170
可愛さ満点のスナメリ赤ちゃんと、楽しいひと時を過ごしてみませんか?