スナメリって眠るの?~知っているようで知らないスナメリのこと~
2023.03.03 カテゴリー:みやじマリン通信
3月3日、スナメリの赤ちゃんが生後10か月を迎えました!
今日も元気いっぱい泳ぎ回っておりましたよ~。
▼飼育員の動きに興味津々な様子
さて、本スナメリコラムは、第3回を迎えました!果たして、イルカの仲間である「スナメリ」は眠るのでしょうか...?
答えは〇です。
正確には、「半分眠る」です。
実は、水の中で泳ぎながら、脳を片方ずつ休ませるのです。
これを半球睡眠と言います。
▼半球睡眠は、半眼だけ閉じているのがポイント!
半球睡眠中は、完全に眠っているわけではないので、定期的に水面へ上がって呼吸したり、水槽などにぶつかることなく泳ぐことができるのです!
▼こちら過去の画像ですが...赤ちゃんスナメリが眠っていますね。
人間のように夜になったら寝る...というわけではなく、眠る時間帯は特に決まっていないので、
宮島水族館に遊びに来たときに、目を閉じているスナメリがいたら、もしかしたら睡眠中かもしれませんよ!
そして、睡眠中のスナメリがいたら、優しく見守ってあげてくださいね。
次回のコラムは令和5年4月3日頃にリリースを予定しています。皆さま、お楽しみに♪
※まだ読んでいない方は、バックナンバーもぜひご覧ください!
スナメリってイルカなの?クジラなの?~知っているようで知らないスナメリのこと~
2023.02.03 カテゴリー:みやじマリン通信
2月3日、スナメリの赤ちゃんが生後9か月を迎えました!
順調に大きく育っており、まるまるとしてきましたよ。
▼本日撮影しました!元気いっぱいです!
さて今回は、「スナメリってイルカなの?クジラなの?」という疑問に回答したいと思います。
答えは、どちらも正解!
クジラの仲間「鯨類」というグループに属する生物は、約80種類いますが、成獣になったときの大きさが、おおよそ4m未満の種類を"イルカ"、4m以上になる種類を"クジラ"と呼んでいます。実は"イルカ"と"クジラ"は、同じグループの生物を、大きさで呼び分けているのです。
このような大きさによる呼び分けは、魚のサケ・マスや鳥のワシ・タカなど、他の生物でも見られます。
くちばしや背びれが無いですが、大きさ的には「イルカ」です!
肝心なスナメリは...と言うと、前回「スナメリってなに?」でご紹介したとおり、体長は160~190cmほどなので、呼び方的には"イルカ"になりますが、グループ的には「鯨類」なので、"イルカ"でも"クジラ"でも、どちらでも正解というわけですね。
宮島水族館や他の水族館に遊びに行ったときには、"イルカ"なのか"クジラ"なのか、大きさにも着目して判別してみてくださいね。
次回のコラムは令和5年3月3日頃にリリースを予定しています。皆さま、お楽しみに♪
スナメリってなに?~知っているようで知らないスナメリのこと~
2023.01.08 カテゴリー:みやじマリン通信
1月3日、スナメリの赤ちゃんが生後8か月を迎えました!
えさもよく食べ、お母さんスナメリのコハルと一緒に泳いだり、飼育員と遊んだりしながら、すくすくと育っていますよ。
ところで、宮島水族館のホームページやSNSでは、おなじみの「スナメリ」ですが、皆様、スナメリは、どのような生きものなのか知っていますか?
体長は160~190cm、体重は60~80kgほどの、比較的小さな鯨類です。
特徴は、まんまるで、にこっと笑っているようなかわいらしいお顔。
▼ここから先はおとなのスナメリの画像を使用しています
くちばしや背ビレはありません。胸ビレと尾ビレで泳ぎます。また、体の色は真っ白ではなく、明るい灰色です。
そして、私たちにもなじみのあるアジやイワシなどの小型のお魚を食べます。
そして、実は、宮島水族館のシンボルマークにもなっていますよ~
宮島水族館に来館されたら、スナメリをじっくりと観察してみてくださいね。
次回のコラムは令和5年2月3日頃にリリースを予定しています。皆さま、お楽しみに♪
2022.11.21 カテゴリー:ワークシート
宮島水族館の飼育員が作成した生きもののワークシートをダウンロードすることができます。
対象は小学校中学年以上です。
【干潟のお話】
【カキのお話】
1.カキ(牡蠣)について
【スナメリのお話】
1.スナメリはどんな生きもの?
3.スナメリの繁殖
【海辺の生きもののお話】
【ミヤジマトンボの「ワークシートde自由研究!」】
【飼育係のおしごとのお話】
【ペンギンのひみつ】
1.ペンギンのひみつ①
【みやじマリン学習帳】
〇学習帳(小学生向け)
2020.10.30 カテゴリー:2021卓上カレンダーの答え
12月分の答え:②6m
いやしの海(ゆったり水槽)の水深は6mです。約70種類・約1,000点の生きものを飼育しています。全ての種類の生きものを見つけるのはなかなか難しいですが、ぜひ探してみてください。
2020.10.30 カテゴリー:2021卓上カレンダーの答え
11月分の答え:①イソギンチャクをだましているから
クマノミの仲間は体表からイソギンチャクのものとよく似た粘液をだします。この粘液のおかげでクマノミの仲間はイソギンチャクから餌だと思われず、毒針で刺されないのです。つまりイソギンチャクをだましているわけですね。
2020.10.30 カテゴリー:2021卓上カレンダーの答え
10月分の答え:③クモ
カブトガニの仲間はほとんど絶滅してしまいましたが、現在生き残っている生物の中で、最も近いとされる生きものはクモになります。
2020.10.30 カテゴリー:2021卓上カレンダーの答え
9月分の答え:③歯で殻を噛み潰して身を取り出して食べる。
ナルトトビエイは非常に丈夫な歯を持っており、この歯でアサリの貝殻を噛み潰して食べます。
2020.10.30 カテゴリー:2021卓上カレンダーの答え
8月分の答え:③イルカ
背びれやくちばしがありませんが、スナメリはイルカの仲間です。イルカは私たち人間と同じ哺乳類ですから、卵ではなく赤ちゃんとして生まれてきて、お母さんからおっぱいを貰って育ちます。
2020.10.30 カテゴリー:2021卓上カレンダーの答え
7月分の答え:②約250リットル
マガキは1日に約250リットルの海水を飲み込みます。250リットルというと、家庭のお風呂があふれるほどの量です。とてもたくさんの海水を飲み込んでいるわけですね。