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宮島水族館では、令和5年6月11日まで、特別企画展「金魚会G7スペシャル~いきてるアートに癒されて~」を開催しております!

企画展では、G7サミットにちなんで、飼育員が厳選した品種を展示するコーナーを設けており、「水族館だより」では、展示する金魚について、全7回でご紹介させていただきます!

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こちらは、「エドニシキ(江戸錦)」です。

エドニシキは、昭和26年に金魚の「ランチュウ」と「アズマニシキ」を交配して作られました。

体型は、背ビレがないランチュウ型で、アズマニシキ同様の赤白黒(キャリコ模様)の色柄が特徴です。

昭和32年に、産地(東京)にちなみ、「江戸錦」と名付けられました。

近年は、エドニシキを改良して、「京錦(キョウニシキ)」など、新品種も生まれています。

今回で、【特別企画展「金魚会G7スペシャル」紹介】は終了いたします。ご愛読いただいた皆様、誠にありがとうございました!6月11日(日)まで、特別企画展は開催しておりますので、ぜひ色々な品種の金魚たちを見に来てくださいね

特別企画展「金魚会G7スペシャルいきてるアートに癒されて

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★特別企画展「金魚会G7スペシャル」紹介!バックナンバー

【第1回】金魚の王様 ランチュウ編

【第2回】桜色の金魚 サクラニシキ編
【第3回】高知県の天然記念物 トサキン編

【第4回】愛知県の天然記念物 ジキン編

【第5回】島根県の天然記念物 ナンキン編

【第6回】金魚と言えば リュウキン編

宮島水族館では、G7サミットを応援する取組として、令和5年6月11日まで、特別企画展「金魚会G7スペシャル~いきてるアートに癒されて~」を開催しております!

企画展では、G7サミットにちなんで、飼育員が厳選した品種を展示するコーナーを設けており、「水族館だより」では、展示する金魚について、全7回でご紹介させていただきます!

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こちらは、「リュウキン(琉金)」です。

中国で「ワキン」の突然変異によって誕生しましたが、出現年代は不明です。

日本には江戸時代中期に、中国から球(沖縄)を経て、薩摩(鹿児島)へ来たことが名前の由来です。


金魚と言えば「リュウキン」の形を思い浮かべるほど、人気があり、有名で親しまれています。

最もポピュラーな金魚なので改良され、多くの品種が誕生しています。

特別企画展「金魚会G7スペシャルいきてるアートに癒されて

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※令和5年5月19日~5月21日の3日間は臨時休館いたします。詳しくはこちら


★特別企画展「金魚会G7スペシャル」紹介!バックナンバー

【第1回】金魚の王様 ランチュウ編

【第2回】桜色の金魚 サクラニシキ編
【第3回】高知県の天然記念物 トサキン編

【第4回】愛知県の天然記念物 ジキン編

【第5回】島根県の天然記念物 ナンキン編

令和5年5月3日、スナメリの「ミハル」が1歳の誕生日を迎えました!

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さて、今回は「スナメリはどのくらいまで大きくなるの?」という疑問にお答えします。


答えは...

おおよそ160㎝から190㎝くらいです。


当館の中には、スナメリと背比べできるコーナーもありますよ~!

▼2階みやじマリンキッチン前

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スナメリは、イルカを含む鯨類の中では、比較的小さいのです。

ちなみに、80種類以上いる鯨類の中で、最大の種類は、シロナガスクジラの約27m!

最小の種類は、コガシラネズミイルカの約150cmと言われています。


当館のスナメリファミリーの体長もご紹介します。

父ハッチが181cm、母コハルが164cm、姉チハルが160cm、

そして、1歳になったばかりの弟ミハルも、実は133cmあり、成獣の大きさまではあとちょっと!

ぜひ宮島水族館で、スナメリファミリーを見比べてみてくださいね!また、これからもミハルの成長を温かく見守っていただけましたら幸いです。

★今回で、スナメリ連載コラムは終了いたします。ご愛読いただいた皆様、誠にありがとうございました!引き続き、当館の公式SNS(TwitterInstagramFacebook)では、スナメリ情報等を随時発信していきますので、今後ともよろしくお願いいたします★

※まだ読んでいない方は、バックナンバーもぜひご覧ください!

①スナメリってなに?

②スナメリってイルカなの?クジラなの?

③スナメリって眠るの?

スナメリが宮島へ渡る船から見られるってほんと?

宮島水族館では、G7サミットを応援する取組として、令和5年6月11日まで、特別企画展「金魚会G7スペシャル~いきてるアートに癒されて~」を開催しております!

企画展では、G7サミットにちなんで、飼育員が厳選した品種を展示するコーナーを設けており、「水族館だより」では、展示する金魚について、全7回でご紹介させていただきます!

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こちらは、「ナンキン(南京)」です。

江戸時代中期に島根県の出雲地方を中心に親しまれ、改良を加えられてきました。

ランチュウの原始形となった「マルコ」から品種分離したと言われており、肉瘤や背ビレがなく、金魚の中では大型化するのが特徴です。

また、頭部が小さく、口先がとがっており、四つ尾のヒレを持っています。

名前の由来は諸説あり、はっきりしたことは分かっていません。希少品種で飼育も困難なことから、昭和57年に島根県の天然記念物に指定されています。

ゴールデンウィークは、ぜひ宮島水族館へご来館ください♪

特別企画展「金魚会G7スペシャルいきてるアートに癒されて

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※令和5年5月19日~5月21日の3日間は臨時休館いたします。詳しくはこちら


特別企画展「金魚会G7スペシャル」紹介!バックナンバー

【第1回】金魚の王様 ランチュウ編

【第2回】桜色の金魚 サクラニシキ編
【第3回】高知県の天然記念物 トサキン編

【第4回】愛知県の天然記念物 ジキン編

宮島水族館では、令和5年3月18日から6月11日まで、G7サミットを応援する取組として、特別企画展「金魚会G7スペシャル~いきてるアートに癒されて~」を開催します!

企画展では、G7サミットにちなんで、飼育員が厳選した品種を展示するコーナーを設けており、「水族館だより」では、展示する金魚について、全7回でご紹介させていただきます!

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こちらは、「ジキン(地金)」です。

江戸時代初期、金魚の品種「ワキン(和金)」の突然変異によって誕生しました。

特徴は、「クジャク尾」というX字に開いた、特殊な形をした尾ビレです。

尾ビレの形が名古屋城の鯱(シャチホコ)を連想させることから、別名「シャチ」「孔雀」「六鱗」と呼ばれ、大切に飼育され続けてきました。

希少品種で飼育も困難なことから、昭和33年に愛知県の天然記念物に指定されています。

特別企画展「金魚会G7スペシャルいきてるアートに癒されてでは、上見水槽で美しいジキンをご鑑賞いただくことができます。

宮島にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください♪

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※令和5年5月19日~5月21日の3日間は臨時休館いたします。詳しくはこちら


特別企画展「金魚会G7スペシャル」紹介!バックナンバー

【第1回】金魚の王様 ランチュウ編

【第2回】桜色の金魚 サクラニシキ編


【第3回】高知県の天然記念物 トサキン編

令和5年4月3日、スナメリの「ミハル」が生後11か月を迎えました!

▼本日撮影しました!のんびりリラックスモードです。

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さて、今回は「スナメリが宮島へ渡る船から見られるってほんと?」という疑問にお答えします。

答えは...です!

スナメリは、日本近海から朝鮮半島~中国南部~東南アジア~インドを経て、ペルシャ湾まで、水深の浅い沿岸部に生息しており、瀬戸内海にも、約10,000頭生息しています。


宮島島内にある、宮島水族館に行くためには、船に乗って瀬戸内海を渡る必要があり、ときどき船の上からスナメリを見ることができるのです。

スナメリには、背びれがないので、見つけるのがちょっと難しいかもしれませんが、呼吸をするタイミングで丸い頭がぽこんと海面から出てくることがあります。


また、3月から初夏にかけては、スナメリの出産シーズンです。赤ちゃんを連れたお母さんスナメリを見かけることもありますよ。

▼去年「ミハル」が生まれたときの様子

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ぜひ宮島水族館にお越しの際は、船から、よーく目をこらして海を観察してみてくださいね。

次回のスナメリコラムは最終回!ミハルが1歳を迎える、令和5年5月3日頃にリリースを予定しています。皆さま、お楽しみに♪


※まだ読んでいない方は、バックナンバーもぜひご覧ください!

①スナメリってなに?

②スナメリってイルカなの?クジラなの?

③スナメリって眠るの?

宮島水族館では、令和5年3月18日から6月11日まで、G7サミットを応援する取組として、特別企画展「金魚会G7スペシャル~いきてるアートに癒されて~」を開催します!

企画展では、G7サミットにちなんで、飼育員が厳選した品種を展示するコーナーを設けており、「水族館だより」では、展示する金魚について、全7回でご紹介させていただきます!

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こちらは、「トサキン(土佐錦)」です。

トサキンは、江戸時代後期、高知県「土佐」の武士が、金魚同士を交配し、作られた品種です。(※突然変異説もあります)

希少品種で飼育も困難なことから、昭和44年に高知県の天然記念物に指定されました。

トサキンの魅力は、特殊な形をした美しい尾ビレにあり、上見で(上から)鑑賞するのが基本です。

尾がカールしているように見えることから、英名「カーリーファンテイルゴールドフィッシュ」と呼ばれています。

特別企画展「金魚会G7スペシャルいきてるアートに癒されてでは、実際に上見水槽で美しいトサキンをご鑑賞いただくことができます。

宮島にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください♪

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特別企画展「金魚会G7スペシャル」紹介!バックナンバー

【第1回】金魚の王様 ランチュウ編

【第2回】桜色の金魚 サクラニシキ編

宮島水族館では、令和5年3月18日から6月11日まで、G7サミットを応援する取組として、特別企画展「金魚会G7スペシャル~いきてるアートに癒されて~」を開催します!
企画展では、G7サミットにちなんで、飼育員が厳選した品種を展示するコーナーを設けます。


宮島で桜が咲く季節も少しずつ近づいておりますので、企画展開催前に、"桜"にちなんだ金魚を先取り紹介します!

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こちらは、「サクラニシキ(桜錦)」です。


サクラニシキは、「ランチュウ」という品種と「エドニシキ」という品種の金魚を交配することで誕生し、平成8年に新たな品種として発表されました。

ランチュウと同様、背ビレがなく、丸くて短い体型をしています。


サクラニシキの魅力は、ウロコと体色にあります。

モザイク透明鱗(透明なウロコ混じり)が特徴で、桜の花を思わせる淡いピンクの体色から「桜錦」と名付けられました。


皆さま、3月18日から開催の特別企画展「金魚会G7スペシャルいきてるアートに癒されてでの展示を楽しみに♪

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宮島水族館では、令和5年3月18日から6月11日まで、G7サミットを応援する取組として、特別企画展「金魚会G7スペシャル~いきてるアートに癒されて~」を開催します!
企画展では、G7サミットにちなんで、飼育員が厳選した品種を展示するコーナーを設けます。


開催前ではありますが、一足お先に、展示する金魚をご紹介します!

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こちらは、「ランチュウ(蘭鋳)」です。

丸くて短い体型に背ビレがないのが特徴です。

金魚の品種「マルコ」を改良して、ランチュウは誕生しました。

当時のランチュウは、頭の肉瘤が発達していない金魚でしたが、長い年月をかけて改良を重ね、頭の肉瘤も豊かに発達しました。

金魚の中でも愛好家が多く、品評会も多く開催されるほど人気があることから、金魚の王様と呼ばれています。


皆さま、3月18日から開催の特別企画展「金魚会G7スペシャルいきてるアートに癒されてでの展示を楽しみに♪

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3月3日、スナメリの赤ちゃんが生後10か月を迎えました!

今日も元気いっぱい泳ぎ回っておりましたよ~。

▼飼育員の動きに興味津々な様子

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さて、本スナメリコラムは、第3回を迎えました!果たして、イルカの仲間である「スナメリ」は眠るのでしょうか...?


答えはです。

正確には、「半分眠る」です。

実は、水の中で泳ぎながら、脳を片方ずつ休ませるのです。

これを半球睡眠と言います。

▼半球睡眠は、半眼だけ閉じているのがポイント

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半球睡眠中は、完全に眠っているわけではないので、定期的に水面へ上がって呼吸したり、水槽などにぶつかることなく泳ぐことができるのです!

▼こちら過去の画像ですが...赤ちゃんスナメリが眠っていますね。

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人間のように夜になったら寝る...というわけではなく、眠る時間帯は特に決まっていないので、

宮島水族館に遊びに来たときに、目を閉じているスナメリがいたら、もしかしたら睡眠中かもしれませんよ!

そして、睡眠中のスナメリがいたら、優しく見守ってあげてくださいね。



次回のコラムは令和5年4月3日頃にリリースを予定しています。皆さま、お楽しみに♪


※まだ読んでいない方は、バックナンバーもぜひご覧ください!

①スナメリってなに?

②スナメリってイルカなの?クジラなの?

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