2013.11.10 カテゴリー:生きものダイアリー
秋が深まるにつれ、宮島の山々も紅葉が色合いを深めています。
水族館にも、秋の紅葉を感じさせる水槽があります。
それは、「サツキマス」の水槽です。
これが、春に水槽に搬入してきたときの状態。
それが、秋になると、下の画像のようになります。
ずいぶんと体型・体色が異なっていますが、上と同じ個体です。
これは、「婚姻色」といって、繁殖期を迎え、産卵行動の準備ができたことを示すものです。
自然界でのサツキマスの産卵行動は、10月下旬がピークなようですが、
水槽内ではまだみられていません。
サツキマスのペア。手前がメスで、奥がオスです。
もうしばらくすると、水槽内でも繁殖行動が見られるかもしれません。
STAFF A
2013.10.27 カテゴリー:生きものダイアリー
コツメカワウソの子供達は、元気に成長しています。
お母さん、大好き。
最近は、子供も単独で巣小屋から出て遊ぶ事も増え、
ウロウロしている姿をよく見られるようになりました。
離乳した事も有り、母親の"ツバメ"も単独で泳ぎに行ったり、
走り周ったりと、自分の時間を満喫しているようです。
なんだか温泉に入っているようですね
こんな個性あふれるカワウソ達に会いに来て下さいね。
STAFF I
2013.10.21 カテゴリー:生きものダイアリー
宮島では少しずつ紅葉が始まり、秋らしさが一気に深まり始めています。
そんな中、10月6日に広島市佐伯区にある植物園で行われたグリーンフェアに
ペンギン出張に行ってきました。
今回の出張にお出かけしたのは・・・ シュウくんとツバサちゃんです。
しゅう&つばさです。仲良しコンビです
この2羽は何回も出張に行っているのでお手馴れのもの。 とても優秀なペンギンさんです。
まずはお客様の前をお散歩しました。 途中シュウくんが落ち葉を拾って遊ぶという
ハプニングがありましたが 何とかやりきりました。
そしてその後いよいよふれあいタイム。
2羽共とっても大人しかったのですが、少し暑かったのでちょっとバテ気味。
ということでふれあい後にプールへ!
小さな小さなプールです。 でも2羽共気持ちよかったようでした。
さて今回はたくさんのお客様に参加していただき本当にありがとうございました。
私も多くの方と話すことができ、とても楽しく仕事をさせていただきました。
これからも色んな所へペンギンさんたちは出張へ行きますので 会いに来てくださいね。
STAFF I
2013.10.11 カテゴリー:生きものダイアリー
毎年お盆を過ぎる頃、沿岸に大量に出現するミズクラゲ。
広島ではかなり遅れて、10月の初め頃にミズクラゲの大発生が見られたようです。
ミズクラゲの集団は、発電所の取水口を詰まらせたり、漁の網にかかり漁業被害をもたらす厄介者として有名です。
そんな厄介者のミズクラゲが、水族館では人気者に大変身!
クラゲが水中を優雅に漂う姿には、人の心をいやす効果があると言われています。
ただ、ただ、時間を忘れて
只今、宮島水族館のクラゲ水槽の前で心奪われるお客様が続出中なのです。
3色の光に包まれて宝石のようなクラゲたち。写真より実物の方がかなり綺麗です。
厄介者であり人気者でもある不思議な彼らに、どうぞ癒されて下さいね。
今が見頃ですよ。
STAFF O
2013.10.05 カテゴリー:生きものダイアリー
7月14日に産まれたコツメカワウソの赤ちゃんは順調に成長しています。
離乳も始まり、母親の“ツバメ”が仔に餌を渡す様子を見ると、
なんとも言えない気持ちになります。
夢中になって餌をほおばる子供と、それを見守る母親って感じがなごみます
産まれた頃は200g前後の小さな身体が今では1kg近くにまで大きくなりました。
がんばって乗ろうとしてますが・・・
眼もパッチリ開いており、最近では泳ぐ練習も始めているようです。
皆さんも運が良ければその様子が見られるかも知れません。
赤ちゃん達の成長を皆さんも暖かく見守っていてくださいね。
STAFF I
2013.08.28 カテゴリー:生きものダイアリー
毎日、残暑とは思えないような暑さと戦いながら頑張っています。
さて、今回は水族館の裏側ならではの掃除中の出来事を紹介したいと思います。
宮島水族館のアシカライブステージは毎日欠かさず磨いて、いつ見ても真っ白なのです!
眩しいくらいに真っ白です
しかし、夏になってからそんなステージのふちにある溝には緑色のコケが・・・
そして、そこには思わぬ来客が・・・カニです!
”アカテガニ”です
この種類だけでなく指先サイズの小さなカニまで遊びに来てくれるのです。
また、ステージ以外にもアシカライブで使う道具の裏や、バックヤードの壁にのぼっているなど、
スタッフはいつもびっくりさせられますが、そんなカニたちは暑い掃除中の癒しともなっているのです。
ぜひみなさんも癒しのカニたちを探してみてください。
時は、アシカの足元にも・・・
STAFF I
2013.08.27 カテゴリー:生きものダイアリー
公表はしていませんでしたが、コツメカワウソの赤ちゃん2頭が、7/14に
生まれていました。
イロハ・ツバメ夫婦にとって、3回目の出産、3、4頭目の子供となります。
ただし、母親のツバメがほとんど巣小屋から子供を出さないため、来館していただいた
お客様には、ご覧いただくことができませんでした。
最近になり、体つきもしっかりしてきたので、赤ちゃん誕生の告知もかねて、
公開体重測定を行いました。
向かって右側の仔が590g、左側の仔が510gでした。発育は順調です♪
前回の体重測定(8/13)から、それぞれ140gも体重が増えていました。
体重測定が終わった後は、お母さんが待つ巣小屋へ戻しました。
まだ歩くことができないので、巣小屋から出てくるのは、来月の半ばくらいに
なると思いますが、楽しみに待っていてください。
STAFF A
2013.08.04 カテゴリー:生きものダイアリー
宮島水族館は、ベビーラッシュを迎え可愛い赤ちゃんたちが誕生し、
ますますにぎやかになってきています。
そんな中、今年のベビーラッシュに気をとられ昨年誕生した仲間たちも忘れてはいけません。
今回紹介するのは、昨年の4月26日に誕生したコツメカワウソのイツキ君です。
身体は、みるみる大きくなり、今ではこんなに大きくなりました。
最近では、土日・祝日のみ行われる「カワウソプレイタイム」にも出られるようになりました。
イツキ君がもっとお客様にも馴れてもらう為に館内散歩も時々行なっています。
いつもは桶に乗って散歩に行くのですが、最近のマイブームは飼育員の制服の中に入ることです。
らくちん、らくちん♪♪
見かけた際は、ぜひお写真を撮って下さいね
一応、甘噛みですが、結構痛いです
手や物などを出すと驚いて噛み付くので絶対にしないで下さい
STAFF I
2013.08.04 カテゴリー:生きものダイアリー
子供たちの人気者、カブトムシ。
大人の方も、きっと子供のころは夢中になったことがあると
思います。
2階里山コーナーでは、現在カブトムシを展示しています。
宮島水族館がある、廿日市市の田園風景をモデルにした水槽です
この展示の見所は、幼虫・サナギ・成虫の成長段階を、同時に展示している
ことです。
まずは幼虫です
次はサナギ
最後は成虫。同時展示は、なかなか難しいんですよ(担当者談)
飼育担当者の労作、ぜひご覧ください。
STAFF A
2013.07.18 カテゴリー:生きものダイアリー
いよいよ本格的な夏の暑さがやってきました。
毎日日焼け止めを塗っていますが、そんなことを関係なく私の肌をジリジリと焦がします。
さあそんな暑い中、大人の階段を昇った子がいます。
アンディです!!!
グランドオープン後、初めてふ化したペンギンです。
一昨年に産まれたアンディは今年初めての換羽を迎えます。
換羽とは古い羽が新しい羽に生えかわることです。
この初めての換羽を迎えることでアンディは大人になるのです。
隣にいるペンギンと模様が全然違いますよね。
今の姿をちょっとだけみなさんにもお見せします。
以前の顔と比べると明らかに変わりましたよね。
ぜひ大人になったアンディの姿を見に来てくださいね。
STAFF I