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水族館だより

カンボジア展開催中

2013.10.02 カテゴリー:えとSETOら

こんにちは。
皆さんは、カンボジアと言えば何を想像しますか?すぐ頭に浮かぶのは、
有名な世界遺産アンコール・ワットだと思います。

今秋、みやじマリンでは、世界遺産とラムサール条約湿地つながりで、
『カンボジアの水辺』というテーマの企画展を10月14日まで開催しています。

今回の企画展に際し、職員がカンボジアに1週間滞在して展示の準備に取り組みました。
その際、現地で暮らす日本人の淡水魚研究者に同行してもらい、トンレサップ湖やメコン川などで
生物の採集や市場での水揚げされた魚の調査などを行いました。

カンボジアの魚類
日本では見られない種がたくさんいます
     

職員が直接捕獲してきたものではありませんが、企画展ではアジアアロワナをはじめ、
職員が現地で見たり、食べたりした魚など20種約150個体を展示しています。

また日本でいう味噌や醤油にあたるカンボジアの人々には欠かせない調味料“プラホック”も展示しており、
この独特な匂いを、普段水族館では使わない嗅覚を使って体感もしていただけます。
秋の1日、カンボジアの自然に思いを馳せてみませんか。

宮島水族館館長   塚本 博一



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