ありがとう「まるごと1周年」TVCMの舞台裏-7
2012.10.05 カテゴリー:えとSETOら
子どもたちの反応も、仕事の励みに
インフォメーション担当/小林 奈津子(こばやし・なつこ)
宮島水族館のTVCMでは、事前のオーディションですごく緊張し、CM制作のスタッフの方も一緒に「まるごと」の歌を歌っていただいたんですが、音をはずしていないか、テンポは合っているかと、とても心配でした。それで、私の出演はないだろうと思っていたのですが、意外や出演となり、恥ずかしいという思いもあるけれど、記念になるので嬉しかったです。
撮影当日は、矢戸さんと一緒の出演だったので、オーディションのときより落ち着いてできたと思います。二人で音を合わせて何回か歌ったり、「まるごと」のポーズも何パターンかやったのですが、一番とまどったのが、CM制作のスタッフさんから「意外なポーズをとってください」という注文を受けたとき。内心「このポーズが採用されたら恥ずかしいな」というようなポーズをとったのですが、実際には使われていなかったので、ほっとしました。
テレビで宮島水族館のTVCMが流れ始めると、子どもが通っている保育園の先生たちから「見ました!」と何人にも声をかけられたり、友達からも連絡がありました。私の幼い子どもは、CMで私の姿が写ると「かあか(お母さん)、かあか」と言って指をさします。館内では、「CMのお姉さんだー」と言われたこともありました。一瞬の出演なのに、分かるものなんですね。実は、宮島水族館の入り口にあるモニターでもTVCMを流しているのですが、それを見た小さい子どもさんが、真似をして歌って踊っていることもあり、そんな光景を見るととても嬉しくなりますし、ますます頑張らなきゃと思います。
宮島水族館では、私はインフォメーションを担当しています。分からなことがあればお気軽に声をかけていただければと思います。また、宮島水族館はイベントもたくさんあり、小さいお子様も楽しめる水族館なので、ご家族揃ってお越しください。
緊張が度を越し、開き直って演技
インフォメーション担当/矢戸 景子(やと・けいこ)
私は宮島水族館の入り口でお客様をお迎えし、改札のアテンドや館内のご案内、チケット販売、出口の特設ブースで年間パスの発行などを行っています。
今回、宮島水族館のTVCMに出させていただいたのですが、CMに出るなんてもちろん初めての経験でした。まず最初にオーディションを受けましたが、たくさんのCM制作スタッフの前で歌ったり、自分なりにイメージした「まるごと」のポーズをとったりしなければならず、あまりに緊張し過ぎたせいか、恥ずかしさがどこかに吹き飛び、逆に開き直ってできたような気がします。大げさに聞こえるかもしれませんが、本当にあの緊張はこれまで味わったことのないものでした。
後日、オーディションの発表があって出演が決まり、素直に嬉しかったです。同時に、また緊張するなと思いましたが、スムーズに撮影していただけるよう、しっかり睡眠はとって臨みました。当日は「まるごと」の歌に合わせて、オリジナルの振り付けも披露し、CM制作のスタッフさんが、とても喜んでいたので「この映像が使われるのかな」と思っていたのですが、それとは別のシーンが採用されていました。でも、メイキング映像としてブログにアップしていただいたので、やっぱりインパクトがあったのかもしれません。
実は、今回のTVCMに出ることは、家族や友達にはずっと内緒にしていて、びっくりさせようと思っていたんです。ただ、家族には放映が始まる直前に「もしかしたら水族館のTVCMに出るかも」と話してしまいました。放映が始まると、真っ先に見つけてくれたのは友達の子どもで、友達から「CM出てたの?」と連絡がありました。姪も私を見つけてくれたそうで、子どもってよく見ていてすごいなぁと思いました。母は録画していて、何度も見たそうです。
今回のTVCMに出演したことで、自分の仕事を客観的に見させていただき、改めて私はこの宮島水族館で働く一員なんだという思いを強くさせていただきました。これからも笑顔を忘れず、緊張感を持ちつつも、お客様から声をかけていただきやすい存在でありたいと思っています。
「子どもたちがTVCMを見て、真似してくれるのが嬉しいです」(小林さん・左側)
「CMに出て、自分も宮島水族館の一員だという思いがより強くなりました」(矢戸さん・右側)