ペンギン子育て中! Vol.2
2013.05.11 カテゴリー:生きものダイアリー
子育て中のペンギンについて、今回は雛が孵化するまでのお話をしたいと思います。
ペンギンプールに設置のモニターでは、雄雌交替で卵を温める姿が映っていましたが、ペンギンは夫婦で子育てをします。
ペンギンは一度カップルになったら、一生涯同じカップルなんですよ。
鳥は違えど、まさにおしどり夫婦なんです。
永遠の愛を誓った2羽です
宮島水族館でのペンギンの繁殖期は12月から6月までの間です。この期間の中で、産卵から子育てまでのサイクルを2回行います。
繁殖期になると、親鳥が卵を産むための巣を作れるように、ホームセンターで売っているような「よしず」をばらして、30センチ程度の長さにカットしたものを置いておきます。 この巣作りも夫婦で行います。
準備万端です
1回の子育てサイクルで、メスは2個卵を産みます。卵の大きさは鶏の卵(Lサイズ)よりも少し大きい程度です。
雄雌交替で温めますが、温めているときはお腹の下で37℃ぐらいに保ちます。
雛が孵化するために、お父さんとお母さんが協力して頑張ってるんですね〜。