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水族館だより

「ありがとう!まるごと1周年」宮島水族館スタッフ・リレーメッセージ (1)

2012.07.23 カテゴリー:生きものダイアリー

宮島水族館は、今年の8月1日に開業1周年を迎えます。これまで、当サイト「水族館のお仕事」では、主に飼育にまつわる情報を紹介してきました。今回、開業1周年を迎えるにあたり、「ありがとう!まるごと1周年」宮島水族館スタッフ・リレーメッセージと題し、飼育員に限らず水族館を支えるさまざまな仕事に携わるスタッフがメッセージを発信します。


《インフォメーション担当》 今津 佳代


インフォ1

私たちインフォメーションスタッフは、水族館の入口でお客様をお迎えし、施設のご案内やチケット販売を行ったり、出口に設置したブースで年間パスポートを発行するのが主な仕事です。宮島水族館はおかげさまで今年8月1日で1周年を迎えますが、「もう1年経つんだ」という感じですね。振り返ってみると、オープン当日は頭でシミュレーションしていたことが思うようにできず、反省することばかり。目の前の仕事をこなすだけでいっぱいだったような気がします。でも、水族館のグランドオープンという大きな節目に携わることができ、本当に貴重な経験をさせていただいたと思っています。

私はもともと旧宮島水族館では飼育員として、海獣を担当していました。アシカライブなどもやっていたんですよ。その中で、接客という仕事にも興味があり、いつかやってみたいと思っていたので、水族館がグランドオープンするというタイミングで、インフォメーションスタッフとして新しい仕事に挑戦することにしました。オープンする前の1〜2カ月間ほどは、さまざまな研修を受けました。お客様をスムーズにご案内し、気持ちよく過ごしていただくため、接客の仕方、立ち振る舞い、言葉遣いなど、きちんと身につけたい一心で、毎日が必死でしたね。仕事に慣れるまでは大変でしたが、お客様から「また来たいです」、「本当に良かったです」、「今度は友達を連れてきます」といった言葉をかけていただいたときには、とても嬉しかったですし、それまでの疲れが吹き飛びました。

インフォ2

私たちはお客様を最初にお迎えするスタッフですから、私たちの対応の仕方ひとつで水族館の印象が変わってくると思います。今は仕事にもずいぶん馴れ、気持ちにも少し余裕が出てきたので、お客様への目配り、気配りに磨きをかけて初心を忘れず、お客様に接していきたいです。それから、飼育員として生き物たちと接してきた経験や知識を生かせば、より細やかなご案内ができるのではないかと思っています。最後に、宮島水族館は個性的な生き物をたくさん展示していますし、企画展も行っていますので、何度お越しいただいても楽しんでいただけます。皆様のお越しを心からお待ちしています。

 



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