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水族館だより

コツメカワウソの子育て日記(3)

2012.03.30 カテゴリー:生きものダイアリー

2月に名前が決まったコツメカワウソの赤ちゃん「アラタ」。
体重は2キロまで増え、生まれたときは少し薄い灰色だった毛色も、今では親と同じこげ茶色に近づいてきました。餌も親と同じ魚を食べています。通路をはさんで2つの水槽をつなぐ透明パイプも、行ったり来たりできるようになっているんですよ。
あっという間に、親と同じように動き回るようになりましたが、唯一まだまだだなぁと思うのが泳ぎ。犬かきで懸命に泳いでいるのですが、危なっかしいですね。

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必死の犬かきで泳ぐアラタ。早く上手になってね。

水際にとどまって顔をつけたり、手を入れてみたりして、なかなかプールに入らないところを見ると、アラタもまだ泳ぎは苦手なんだなと思いますが、「練習して早く上手になって!」と、スタッフみんなで応援しています。

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今から飛び込むんだ! 怖くないっ! 怖くないぞっ!

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顔をつけて様子をうかがってみたり・・・

順調にすくすく育っているアラタですが、新米パパのイロハとママのツバメは子どもの目を見張る成長ぶりについていけていないのか、相変わらずアラタを赤ちゃん扱い。
木に登っていれば、「怪我をしては大変」とばかりに下ろしたり、パイプをくぐろうとすれば首ねっこをくわえて連れ戻したりと、未だに過保護です。昨年10月に生まれたばかりなので、無理もないのですが・・・。
とはいえ、アラタはまだ子ども。飼育員お手製のおもちゃにじゃれついて遊んでいる姿は、本当にかわいいです。
夏ごろには親と見分けがつかないくらい成長していると思いますので、今しか見ることのできない無邪気なアラタに、早く会いに来てくださいね。

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飼育員が作ったロープのおもちゃで遊ぶアラタ。かわいいっ!!



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