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水族館だより

カワウソイロハ必殺ミラクルシュート

2013.02.19 カテゴリー:生きものダイアリー

プレイルームへ出張中の父イロハ君はただ今とあるスポーツにハマっています。
それはバスケットボール!!

人間でもなかなかシュートを決めることが難しいスポーツですが、
身体能力の高いイロハ君にかかればお手の物♪現在のシュート率は80%ほど
(飼育係のざっとした計算ですが…)。



シュート後の得意げな顔も必見。現在はさらに難易度を上げた技を猛練習中。
注意:ルールはカワウソルールを起用。

ダンク
ジャンプはできないけれど・・・

 バスケットボールのほかにもたくさんの種目行っています。
ぜひ、プレイルーム(小さいほうのカワウソ水槽)を覗いてみてくださいね。


STAFF M



水族館カップル。

2013.02.11 カテゴリー:生きものダイアリー

まだまだ寒いこの季節ひと肌が恋しくなっちゃいますよね〜...。
特にバレンタインなどカップルイベントもあるこの頃、
恋をする方は特にそうではないですか?
それはどうやらお魚達も一緒のようですよ。

普段は一個体それぞれ一つの穴に生活をするチンアナゴが、
一つの穴から二個体も!!
相性が悪いと近くにいるだけでかみつきあってケンカもたえません。
でも、この二個体はとっても仲が良いようでこの日は一緒に過ごしていました。

チンアナゴ
開館前にみつけたレアな光景、なんだか私もハッピーに☆

 続きましてはこちら!!まさにラブラブ写真!2Fの池水槽にいるクサガメです。
手を繋いでいるように見えませんか??見つけた時は思わず目を疑うほど驚いてしました。
カメたちも好きだと触れあいたくなるのでしょうか...?

クサガメ
日向ぼっこで上がってきたカメ、一緒だと体も心もポッカポカ♪

人も魚もカメも同じ生き物!好きな者同士一緒だと幸せなのも同じみたいですね☆
こんな風に生き物たちが寄り添っている光景は、魚もですがペンギンでも見られます。
ぜひ、水族館カップルを見つけて、どんな人も幸せのおすそ分けを貰ってくださいね。


STAFF N



みやじマリン寄り道ガイド 〜スナメリコース〜

2013.02.10 カテゴリー:生きものダイアリー

みやじマリン寄り道ガイド
〜スナメリコースで宮島水族館へいらっしゃい!〜

宮島水族館マスコットキャラクターのスナメリくんおすすめのコースをご案内しましょう。

みなさん、こんにちは。宮島水族館マスコットキャラクターのスナメリです。ぼくがご案内するのは、嚴島神社出口から海岸側を通るコース。
それでは、行きますよー!

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嚴島神社を出ると右手に「大願寺(だいがんじ)」があるのでお参りして行こう。ここは、真言宗のお寺で境内には本堂のほかに、池の中に祀られた「厳島龍神」や、廿日市市の天然記念物にも指定されている「九本松」などがあるんだよ。この松は明治時代、初代内閣総理大臣の伊藤博文公が植えたと伝えられているんだ。
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大願寺参門だよ

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厳島龍神と九本松

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大願寺だよ。お参りしていこう


大願寺の右側を抜けて、海岸に向かって歩いていくと、御手洗川に架かる小さな橋があるので、ちょっと寄り道しよう。この橋を渡ると西松原と呼ばれる松と石灯籠が並ぶ静かな場所に着くよ。その先にあるのが「清盛神社」だ。御祭神はもちろん平清盛公。NHKの大河ドラマで注目を浴びたよね。
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大願寺を抜ける通り

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橋を渡って、ちょっと寄り道

嚴島神社を造営した平清盛の偉業をたたえ、その霊を慰めるために建立された神社があるよ。嚴島神社末社で祭神は平清盛だよ。
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清盛神社だよ

寄り道は、この辺で。渡ってきた小さな橋まで引き返し、先に進むと間もなく宮島水族館が見えてくるよ。建物の壁に大きく宮島水族館のロゴマークがあって、それが目印なんだ。
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水族館が見えてきた

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玄関が見えてきたよ


スナメリプールでは、ぼくの仲間たちが気持ち良さそうに泳いでいるから、ぜひ寄ってみてね。それでは、たっぷり楽しんで!
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玄関に到着!


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みやじマリン寄り道ガイド 〜ペンギンコース〜

2013.02.10 カテゴリー:生きものダイアリー

みやじマリン寄り道ガイド
〜ペンギンコースで宮島水族館へいらっしゃい!〜
宮島水族館マスコットキャラクターのペンギンくんおすすめのコースをご案内しましょう。

みなさん、こんにちは。宮島水族館マスコットキャラクターのペンギンです。ぼくは、嚴島神社出口から山側を通るコースをご案内しちゃいます。

それでは、出発!

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嚴島神社を出ると、左手にあるのが「宝物館」。平清盛自筆の願文1巻をはじめ、平家一門の人々が結縁書写して、嚴島神社に奉納したと伝えられる国宝の平家納経や、平安時代の檜扇など、お宝いっぱいなんだよ。
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宝物館。お宝いっぱいだよ

宝物館の前を通って、しばらく進むと右手にあるのが「歴史民俗資料館」。ここでは宮島の歴史と文化を紹介しているよ。建物の一部は江戸時代の終わりから明治時代にかけて醤油の醸造を営んでいた豪商の家屋を保存利用しているんだ。だから、とっても情緒のある建物なんだよ。また、NHK大河ドラマ「平清盛」放映のときは「平清盛館」に衣替えして、ドラマで使われた衣装も展示されていたんだ。
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趣きのある通りだね

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歴史民俗資料館も見ていこう


資料館を出るとすぐに、坂道がある。でも、ここを上がらずに右手の細い路地を歩いていくんだ。すると、海側の道に出るよ。海を右手に見ながら進むと、宮島水族館はすぐそこ。
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路地を散策

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路地を抜けると海側の道に出たよ

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あの建物が水族館かな?

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看板が見えたよ!! ここにまちがいない ♪♪

ぼくの仲間たちは、いつもはペンギンプールにいるんだけど、ときどき、館内をお散歩していることもあるよ。ペンギンふれあいタイムや、ペンギンお食事タイムでは、ぼくとみんなの距離がギュギュッと縮まるから、ぜひイベントにも参加してみてね。
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玄関が見えてきた

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みんな来てね!


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スナメリ順調です!

2013.01.29 カテゴリー:生きものダイアリー

先日お知らせした、妊娠したスナメリ2頭についてですが、
とにかくよく食べます。
その食いっぷりをご覧ください。


映像は、ニコちゃんです。

いったん離れましたが、この後すぐに戻ってきて、食べ続けました。

現在、1日に餌(マアジ)を4.9kg食べています。
いっぱい食べて、元気な赤ちゃんを産んでね!

スナメリコハル
画像は、もう1頭の妊娠個体、コハルちゃんです。

STAFF A


これも大事なお仕事です

2013.01.26 カテゴリー:生きものダイアリー

みなさんこんにちは、寒い日が続きますが体調は崩されて無いでしょうか??

さて、今日は水族館の仕事の一部を紹介したいと思います。

まずは、下の写真をご覧ください。

 ミーティング
これは、AM8:30の写真です。


飼育員が集まって何をしているかというと、前日の飼育生物の様子や当日の業務内容などを

連絡し合っています。

これをすることで、その日いなかった職員も様子がわかり仕事をスムーズに行えるようになります。 

また、同じ事を閉館後にも行います。

閉館後は、その日あったこと(飼育生物の状態や作業の進行具合)・明日の予定などを報告しあいますが、

他にもライブの内容や飼育方法についての話し合いも行われます。

話し合いだけでは忘れてしまう恐れもあるので記録も忘れずに取ります。

ファイル
これは、アシカやアザラシの個体ごとの飼育記録です。


この様な時間を作ることで効率よく仕事ができ飼育生物を健康に飼育することが出来るのです。

みなさんも分からないことや気になることがあったらしっかり話し合いましょう。


STAFF O



食べ過ぎ注意

2013.01.25 カテゴリー:生きものダイアリー

みなさんは、今年のお正月はどんなふうに過ごしましたか?

お正月にお餅や御節を食べすぎて、体重計に乗ったら・・・なんて後悔していませんか? 

動物達は、お正月でも餌の内容は同じです。

正月太り・・・なんて事はないのですが。動物達は、時期・季節によって食べる量が違ったり、

体重に変動が見られたりします。

そこで、健康管理の一環で体重測定を行っています。

さて、この小さな体重計を使っているのは誰でしょう?

 体重計
正解は・・・

 ペンギン

ペンギンと

 カワウソ
カワウソです。

こんな小さな体重計ですが、しっかり上に乗れるのです。 

それぞれベスト体重も異なるので、ペンギン54羽、カワウソ6頭みんな測定します。

結構大変な作業なんですよ。アシカ達はもう少し大きな体重計で測定しています。

太りすぎ、痩せすぎに注意しながら今年も健康に過ごしたいと思います。


STAFF M



みやじマリン米

2013.01.20 カテゴリー:生きものダイアリー

2階「瀬戸の里山 宮島の自然」コーナーで稲作を行っていたのはご存知でしたか?
水族館で稲作!?と驚かれる人も多いと思いますが、水族館の展示は水槽の中だけではないんですよ。
展示は工夫を凝らして、生物の生息環境に近づけるため、ここでは稲作を行っていたんです。

田植え

初めての屋内農業。裸足に腕まくりで気合十分っ!!

稲作には太陽光が必要なんです。しかし、みやじマリンの屋内田んぼは太陽がないので、
「メタルハライドランプ」という太陽光に近い照明をつけました。
また、底には栄養のある泥を敷きつめ、水温管理や水やり、受粉など自然がしてくれるものを、
自分たちで行い、立派に稲を育て上げました。

稲穂

出来上がった、宮島水族館ブランド、みやじマリン米!!


稲刈り

稲刈りも楽しいけど、少しぎこちない様子...。

最初から最後まで飼育スタッフで育てた稲が、どのようになるのかは次回のブログをお楽しみに...♪



STAFF N



父イロハ、出張先にて技覚える

2013.01.11 カテゴリー:生きものダイアリー

 今年はヘビ年ということで水族館では特別展を行っています。新年初めということで蛇ネタを書くと思われている方も多いと思いますが、私の担当の都合により可愛いカワウソの話をしたいと思います。

さて、カワウソ一家はといいますと知ってかしらずか、蛇のようにクネクネと今日も朝から毛づくろいをしていたり、プールや陸場を思い思いに元気良く走り回ったりと今年も元気に過ごしてくれそうです。そのカワウソ一家の大黒柱のイロハ君は、現在お嫁のツバメちゃんの負担を考慮して別居をしてもらっています(ツバメのことを好きすぎるイロハがすぐに仔作りをしてしまうので、高齢のツバメのことを考えての対処です)。

出張先のイロハくんはと言いますと、しっかりとお客様のためにお仕事してくれています♪これがかなりの人気者で皆さんの近くまでご挨拶に伺ったりジャンプや後肢立ちでバックしたりとかなりの芸達者。ガラスにピタッと張り付き挨拶するイロハ君に、お客様はイロハ君を触っている感覚に!!

カワウソ

カワウソ好きからカワウソよく知らない方まで、全てのかたがイロハ君の魅力にはまること間違いなしです☆

STAFF M

 ※お食事の時間に見ることが出来ます。都合により朝、昼のお食事時間は決まっていないですがタイミングが合えば見ていただけるかも知れません。



不思議なフジツボ

2013.01.08 カテゴリー:生きものダイアリー

今回はフジツボの繁殖について話しましょう。
フジツボは雌雄同体ですので,体内には精巣と卵巣があります。
精巣では精子を作り,卵巣では卵(らん)を作ります。

精巣断面
写真は,タテジマフジツボの精巣を輪切りにしたものです。

精巣小嚢(しょうのう)の周辺に黒く見えているのは精子の頭部の顆粒です。
中心部には糸のようなものがたくさん見えますが,これらは精子の尾っぽにあたり,
ここをくねらせて卵まで泳いで行きます。
このように大量の精子が作り出され,交尾針の中を受精のために卵巣の卵に向かいます。

館長



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