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水族館だより

節分ですね!

2014.02.01 カテゴリー:生きものダイアリー

さあ、今回は節分を連想させる海のなかまたちを紹介したいと思います。

「節分」はその名のとおり季節の分かれ目の事です。古くから季節の分れ目には、

鬼が現れるといわれ様々な邪気(鬼)払いの行事が行われます。

「鬼」と言えば瀬戸内海にもたくさん生息しているオニオコゼ。
オニオコゼ
海底でじっと岩陰に潜み近づく小魚を大きな口で素早く丸呑みにするハンターです。

こわーい顔つきが鬼のようですね。

鬼を追い払うのは「豆まき」です。

豆まきと言えば、春になると水族館の周辺の干潟でもよく見られるマメコブシガニ。
マメコブシガニ
甲長2cmほどの小型のカニで、丸い形の甲羅が特徴です。

カニといえば横歩きかと思いきや、ちょこちょこと前に歩くことができる愛らしいカニなんです。

さてお次は、豆まきの掛け声「おには〜そと、ふくは〜うち」から連想する海の仲間は、

フグですね。
ふぐ
あれっ!とお思いの方、実は下関や北九州では縁起をかついで福につながる

「ふく」と呼ばれているんです。変化球〜(笑)

最後に、みなさんは「柊鰯(ひいらぎいわし)」をご存知ですか。

節分に柊の小枝に焼いたイワシの頭を挿して玄関に飾り魔よけにする風習があります。

最近はとんと見なくなりましたね。

今度は直球です。瀬戸内海にも生息するヒイラギとイワシを紹介しましょう。
ヒイラギ
ヒイラギは、木の葉の様な体型で周囲にトゲがありその姿が柊(ひいらぎ)の葉に似ることから

この名が付いたとされています。広島ではきらきら光る体表からギンギン、ギンガーと呼ばれています。

柊鰯に使われるのはマイワシですが、水族館で展示しているのはカタクチイワシです。
カタクチイワシ
広島でイワシといえばカタクチイワシというくらい食卓で馴染みの深い魚です。

群れをつくり、目の後ろまで大きく開く口で流れて来るプランクトンを食べます。

宮島周辺では、秋から初冬にかけて沿岸で大きな群れを見ることができます。

以上、紹介した海のなかまたちは水族館でも展示しているので是非探してみて下さいね。

春は1年の季節の始まりです。この1年みなさんに多くの福が訪れますように。

ちなみに、今年の恵方(幸運を招く方角)は、東北東です。

STAFF  O



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