スナメリの移動について(2018.3)
宮島水族館は、平成24年3月より鳥羽水族館からオス個体を借用して、スナメリの共同繁殖事業に取り組んでいます。
この度、血統を更新する為、借用しているオス個体の交換を行いました。
1.搬入個体の移動日 : 平成30年3月15日(木)
2.搬入個体名 : ハッチ (性別オス 年齢16歳)
3.搬出個体の移動日 : 平成30年3月16日(金)
4.搬出個体名 : ゴウ (性別オス 年齢 18歳)
スナメリは、日本の水族館で22頭しか飼育されていません。
また、水産資源保護法で捕獲が禁止されており、自然界からの導入が難しいことから、
飼育下繁殖によって飼育頭数を維持する必要があります。
宮島水族館では、鳥羽水族館とスナメリの共同繁殖を実施しており、
ゴウを借り受けた約6年の間に、2頭の繁殖に成功しました。
この度、次世代の繁殖を考え、血統更新の為、新たなオス個体であるハッチを搬入しました。
ハッチは、鳥羽水族館で多数の繁殖に関与しています。当館のメス個体との繁殖を期待しています。
また、ゴウは鳥羽水族館へ戻りましたが、鳥羽水族館でも繁殖成功を願っています。
3月15日(木)鳥羽水族館から「ハッチ」がやってきた時の様子。
搬入個体:ハッチ
搬出個体:ゴウ
2018/03/17