2頭のスナメリが妊娠しました
宮島水族館では、現在、4頭のスナメリ(オス1頭、メス3頭)を飼育していますが、そのうち2頭の妊娠がわかりました。
今年3月に、希少海洋生物の保護繁殖・育成の目的で、鳥羽水族館より借用したオスの「ゴウ」との繁殖に成功したものです。
妊娠しているのは、宮島水族館生まれのコハル(15歳)と野生個体のニコ(推定13歳)で、ともに妊娠約6ケ月が経過、来年の3月中旬〜4月下旬に出産の予定です。
宮島水族館でのスナメリの妊娠は、13年ぶりのことです。
これから出産・育児と気の抜けない状態が続きますが、皆様に元気な"赤ちゃん"をお見せできるよう、スタッフ一同、万全な体制で取り組んでいきます。
現在、スナメリ水槽の前に、妊娠のお知らせと観覧にあたってのお願いを記載した看板を設置しています。皆様、無事に出産が迎えられるよう、温かく見守ってくださいますようお願いいたします。
2012/10/03