"みやじマリン夏の企画展"始まります
宮島水族館では、6月1日(金)から6月30日(土)までの1ヶ月間、夏の特別展示企画といたしまして、「水の中の平家ものがたり」を宮島水族館1階企画展示室にて開催いたします。
この企画展は、NHK大河ドラマ「平清盛」の放映にちなんで、清盛や平家にとても関係の深い水の中の生きものを3つのコーナーに分けて、紹介します。
≪3つのコーナー≫
平安貴族な魚たち 【アツモリウオ・クマガイウオ】
今から800年前の「一の谷の戦い」で有名な平敦盛と熊谷直実の名前にちなんだ生きものを紹介します。
乱舞!源平合戦 【ゲンジボタル・ヘイケボタル】
ホタルは日本国内だけでも10種類以上が存在していると言われています。今回は日本の代表種である、ゲンジボタルとヘイケボタルの2種の成虫、幼生を展示します。
清盛と宮島の生き物 【タツノオトシゴ・ハクセンシオマネキ・ヘイケガニ】
安産のお守りにしたと言い伝えのあるタツノオトシゴ。ハサミを動かし求愛のダンスをしている姿が、音戸の瀬戸を切り開く際、沈む夕日を扇で招き返した清盛の姿を連想させると言われているハクセンシオマネキ。壇ノ浦で敗れて海に散った平氏の無念をなぞらえ、「平氏の亡霊が乗り移った」という伝説があるヘイケガニを展示します。
ぜひ、この機会に、生物展示を通じて平安時代との関わりや清盛と宮島・瀬戸内海とのつながりを体感いただければと思います。
2012/05/28