"みやじマリン春の企画展"好評開催中!!
みやじマリン春の企画展「明日へつなぐ日本の自然〜よみがえれ、日本の希少淡水魚〜」が4月1日(日)から宮島水族館1階企画展示室にて開始しました。
この企画展は、(社)日本動物園水族館協会の日本産希少淡水魚繁殖検討委員会が行っている希少淡水魚の種保存活動20周年を記念して全国の水族館・動物園で一斉に開催するもので、宮島水族館では、オヤニラミをはじめいくつかの希少淡水魚の繁殖・種の保存に取り組んでおり、その活動の現状をパネル解説で紹介し、生体の展示を行っています。
展示会場では、種保存の対象となっている希少種と、生態系に大きな影響を与えている外来種を展示し、身近な自然を守ることの重要性を改めて来館者に認識していただくことを願って開催いたしました。
春休みということもあって初日から多くの方に来館いただき、興味津々と観覧いただいております。この企画展は4月30日まで行われますので、ぜひご来館ください。(宮島水族館入館券でご覧いただけます。)
日本の希少淡水魚がおかれている現状と近年大きな問題となっている無秩序放流について紹介します。
滋賀県米原市でのハリヨとイトヨの交雑を例に挙げ、同じ国内であっても安易に移動をさせることの危険性を生体、パネルで啓発しています。
善意で行っていたはずの放流が、思いもよらない競争を生み出している現状を生体、パネル展示にて紹介します。
絶滅危惧種に選定されているオヤニラミとオショロコマ
岡山からお越しのご家族に写真撮影をお願いし、「このような展示で、自然を守ることの大切さを子どもたちに教えてあげたい。」という感想をいただきました。
2012/04/02