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お知らせ

9月の企画展『カンボジアの水辺』開催!

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カンボジア王国へようこそ!
「カンボジアの水辺」を開催します。

【期間】
平成25年9月14日(土)〜平成25年10月14日(月)

【場所】
1F企画展示室1、2


【概要】
宮島のラムサール条約湿地登録1周年と、日本とカンボジア王国の国交樹立60周年を記念し、企画展「カンボジアの水辺」を開催します。

カンボジアには、宮島と同様に、世界遺産であるアンコールワットや、ラムサール条約登録湿地のトンレサップ湖があり、自然豊かな国としても知られています。
国を南北に貫く大河メコン川や、東南アジア最大の湖であるトンレサップ湖には、たくさんの淡水魚が生息しており、 トンレサップ湖には200種以上の淡水魚が生息するといわれています。

今回の企画展では、カンボジアに生息する水生生物について、世界遺産との関連、カンボジアの食文化や現地で淡水魚研究に取り組む日本人など、様々な角度から紹介します。
水槽での魚の展示のほか、宮島水族館のスタッフが現地を実際に訪れて取材を行い、収集した資料も展示します。

この機会にぜひ、世界遺産とラムサール条約登録湿地という、宮島との共通点を持つカンボジアの淡水魚の世界に触れてみてください。


カンボジアポスタ

【展示内容】
カンボジア王国へようこそ!
国民一人あたりの淡水魚漁獲量が世界一を誇るカンボジアには、たくさんの淡水魚が生息しています。
企画展の導入部では、カンボジアで代表的なアジアアロワナや、現地で実際に見られた小型コイ科魚類などを展示します。
アジアアロワナ

アンコールの魚たち
有名な世界遺産アンコール・ワットなどのレリーフに描かれている淡水魚に注目し、レリーフ写真と、そのモデルとなっている生物を展示します。
また、カンボジアの食卓を彩る淡水魚に注目し、カンボジア人のカップルによる市場での魚の買いだしから、調理、そして食卓に上るまでを紹介し、取材スタッフが食べた魚を展示します。
カンボジア壁面

シェムリアップ淡水魚研究所
まだまだ分かっていないカンボジアの淡水魚を解明すべく、ある日本人が現地に移り住み、私費を投じて立ち上げたシェムリアップ淡水魚研究所に焦点をあて、カンボジアタイガーフィッシュ保護に向けたプロジェクトや、現地での調査活動やご本人のインタビューなどを紹介します。

カンボジア王国のグッズ紹介
カンボジアの人たちにとって淡水魚は、非常に身近な生きものであり、生活のいたるところで見られます。タクトレイ(魚醤)などのカンボジアの食生活には欠かせない調味料を始め、お土産屋で売られていた魚グッズなどを展示します。

トライ!リエル!
カンボジアでは魚は"トライ"と呼ばれ、トライ・リエル(Trey riel)は、カンボジアの食卓には欠かせない発酵食品プラホックの原料であると共に、お金の単位(Riel)と同じ名前でもあります。プラホックの味は独特で、においは"くさや"に似て強烈です・・・
今回は、普段水族館では使うことが少ない"嗅覚"でトライしていただきます。

2013/09/13

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